皆さん、牛肉は好きでしょうか？
牛肉で浮かぶ栄養素と言えば、“たんぱく質”を想像される方がほとんどだと思います。もちろん牛肉は、たんぱく質を豊富に含んだ食材に変わりありませんが、実はたんぱく質だけじゃないんです！
今回は、牛肉の栄養価や代表的な部位の特徴などをお伝えしたいと思います！
目次
牛肉の代表的な部位とその特徴
牛肉の代表的な部位の名前と特徴をまとめてみました。
・肩（腕のお肉）
特徴…脂肪分が少なく硬い肉質で、煮込み料理に適しています。コラーゲンや旨味成分が豊富に含まれた部位です。
・ミスジ
特徴…１頭から約２kgしか取ることが出来ない希少部位です。
霜降りで口の中でトロける肉質なので、薄く切ってしゃぶしゃぶやすき焼きに最適です。
・肩ロース
特徴…脂肪が程良く霜降り状に分散しているのが特徴です。薄切りにして調理するとより美味しく頂けます。
・サーロイン（腰上部の柔らかい部分）
特徴…ヒレの次に柔らかい肉質で牛肉の最高部位の１つです。ステーキによく使用されます。
・ヒレ：サーロインの内側にある細長い部分
特徴…最も柔らかい肉質で、１頭からわずかしか取れない貴重な部位です。
美容への効能が抜群！
牛肉は、美容効果が期待出来る食材です。何故なら良質なたんぱく質とミネラルを豊富に含んだ食材だからです。
今回は、たんぱく質とミネラルがどのような美容効果を得られるのかまとめました。
・たんぱく質
牛肉に含まれるたんぱく質は、たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸が大変バランスよく含まれている為、良質なたんぱく質と言われています。
たんぱく質は、人間の皮膚を作るのに必要不可欠な栄養素です。
皮膚だけでなく、人間の髪の毛や爪も同様です。たんぱく質が不足すれば、新しい皮膚等を作ることが出来ず、ターンオーバーの周期乱れの原因にもなります。
・ミネラル
牛肉に含まれるミネラルという栄養素は、様々な栄養素が１つになった物です。
牛肉に含まれているミネラルの中でも、特に注目したい栄養素が亜鉛です。
亜鉛はたんぱく質を分解し、合成する働きも持つ為、たんぱく質をしっかり摂取していても亜鉛不足だと身体にたんぱく質を取り込むことが難しくなるのです。
亜鉛の美容効果は、身体の新陳代謝を高める働きがあります。
つまり、細胞の生まれ変わりを促し、正しい周期のターンオーバーを維持することで、美しい肌や髪の毛を維持することが出来るのです。ちなみに、理想とする肌のターンオーバーは、28日周期と言われています。
牛肉を使った簡単レシピ
アッシェパルマンティエ
今回は、アッシェパルマンティエを作ります。作り方は簡単ですが、ホームパーティーなどで出しても喜ばれる一品なので是非お試しください！
【材料】
・挽肉（合い挽き肉）…２００ｇ
・玉ねぎ…１/２個
・椎茸…２個
・サラダ油…適量
・砂糖…小さじ１/２
・コンソメ…小さじ２
・赤ワイン…大さじ２
・水…６０ｍｌ
・じゃがいも…３個
・牛乳…１００ｍｌ
・バター…１０ｇ
・塩…小さじ１/２
・ピザ用チーズ又はとろけるチーズ…適量
【下準備】
・玉ねぎと椎茸は微塵切りにします。
【作り方】
１．フライパンにサラダ油を入れ、挽肉をしっかりと炒めます。
椎茸と玉ねぎを加えてしんなりするまで炒め、砂糖・コンソメ・赤ワイン・水も入れて強火で加熱し、沸騰したら蓋をして弱火で水分が無くなるまで炒めたら火を止めます。
２．じゃがいもは、皮を剥き4等分に切って、水からゆっくりと茹でます。じゃがいもが柔らかくなったらお湯を捨て、再度火にかけじゃがいもが焦げない程度に水分を飛ばします。
熱いうちにじゃがいもを潰し、牛乳・バター・塩を入れてよく混ぜます。
３．ココット皿等に１を平らに入れ、その上に２を入れてチーズを満遍なく散らします。
４．オーブンやトースターでチーズに焼き色が付くまで焼いたら完成です。
【レシピのポイントとコツ】
・挽肉を炒める際は、焼き色がしっかり付くまで焼くと美味しく仕上がります。
・じゃがいもは、水から茹でることで煮崩れ防止になります。
牛肉レシピのまとめ
いかがでしたでしょうか。
牛肉は、現代人が不足しがちな栄養素をしっかり補ってくれる最高の食材ですね。
ですが、牛肉を日々取り入れて食べたくても、なかなかレシピに偏りが出てしまうものです。
牛肉は、掛け合わせる食材によってもより体内に栄養価を取り入れやすくなることがあります。
自分では、なかなか作らない、作れない料理が手軽に食べられたら嬉しいですよね。
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