今回は、みんな大好き食材の苺をご紹介したいと思います。
苺と言えばビタミンCが豊富に含まれている食材で、大粒なら6〜7個程度で1日に必要なビタミンCが摂取出来てしまうほどです。
ビタミンCは、美肌効果が期待出来る栄養素の1つですが、苺にはビタミンCだけでなく
むくみ解消に効果的なカリウムや虫歯予防のキシリトールが含まれるなど、1粒に多くの栄養素をギュッと詰め込んだ凄い食材なのです!
今回は、美味しい苺の選び方や栄養素についてご紹介します。
目次
美味しい苺の選び方と食べるときの注意点
苺の品種は年々増加しているので、下記のポイントが全ての品種に当てはまるわけではありませんが、基本的な赤い苺を買う時の選ぶポイントをまとめてみましたので是非参考にしてください。
・果実全体が赤く染まっている物。
・果皮に張りとツヤがある物。
・果実の先端に白色や緑色が残っていない物。
・ヘタがピンとしていて種がくっきりしている物
・香りが強い物。
美味しい苺を折角買ってきても水でしっかりと洗ってしまったら台無しです!
苺に含まれるビタミンCは水溶性のため、水で洗ってしまうとビタミンCも一緒に流れてしまいます。苺はなるべく洗わず、ヘタをつけたまま表面の汚れをサッと軽く濡らしたキッチンペーパーなどで拭く程度にして食べましょう。
苺の栄養価について
イチゴに含まれる豊富な栄養素の中でも特に女性が嬉しい栄養をピックアップしてご紹介します!
葉酸
葉酸は、ビタミンBの一種で主に造血作用や細胞の再生の役割があります。
妊娠中は特に積極的に摂るべき栄養素の葉酸ですが、貧血や冷え症の改善にも効果的なので妊娠中だけでなく女性には嬉しい栄養素と言えます。
ペクチン
水溶性食物繊維のペクチンは、体内でゲル状になって排便を促してくれる効果があります。便秘改善で腸内環境を整えることで毒素を体内から排出し、デトックス効果が期待出来ます。
腸内環境を整えることは、美肌作りの基礎なので、苺を食べて腸内環境も綺麗になるなんて嬉しいですよね。
ちなみに、苺の食物繊維は、ヨーグルトなどの酸味と混ぜ合わせることで、善玉菌の餌となり更に効率的に腸内環境を整えてくれますよ。
エラグ酸
エラグ酸は、ポリフェノールの一種で肌のコラーゲンの減少を抑える働きや老化のもとになる活性酸素を除去し美白やシワ予防に効果が期待できる栄養素です。
エラグ酸は、多くの化粧品にも使われている程美容効果が高い成分と言えます。
苺を使った簡単レシピ
苺のシフォンケーキ
苺のシフォンケーキを作ってみました。生の苺を使って食べた瞬間苺の味と香りが広かるシフォンケーキです。
シフォンケーキは、バターを使わないので他のケーキより低カロリーで作りやすいのでチャレンジしてみてください!
【材料】※シフォンケーキ型17cm
・苺…3,4個(大粒)※果汁が50g
・レモン果汁…少々※ポッカレモン等で可
・卵…4個
・砂糖…20g(卵黄用)50g(卵白用)
・薄力粉…70g
・サラダ油…大さじ2
【作り方】
《下準備》 オーブンを170℃に予熱します。卵は卵黄と卵白に分け、別々のボウルに入れます。
1. 苺はヘタをとり、軽く洗ってミキサー等でジュース状にします。
2. 卵黄が入ったボウルに砂糖20gを入れて、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜます
3. 薄力粉をふるいながら加えて混ぜ、1で作った苺果汁を合わせて混ぜます。
4. サラダ油を加えて、全体が白っぽくなるまでしっかり混ぜます。
5. 卵白が入った別のボウルを用意します。
6. 卵白をハンドミキサーでほぐし、砂糖50gを2,3回に分けて卵白としっかり混ぜ合わせます。ハンドミキサーを持ち上げた際にしっかりとメレンゲが立つまで泡立てましょう。
7. 卵黄のボウルにメレンゲを1/4量程度加えて泡立て器でしっかり混ぜます。残りのメレンゲを加えて底から生地をすくうように持ち上げ、切るように混ぜます
8. 型に生地を流し入れて、170℃に予熱したオーブンで30分~40分焼きます。
9. 焼きあがったら型のまま、安定の良い皿などに逆さにした状態で冷まします。型から外し、お好みで粉砂糖やホイップクリームと一緒に食べましょう。
【レシピのポイントとコツ】
・卵黄と砂糖を混ぜるときは、白っぽくなるまでしっかり混ぜます。
・薄力粉を混ぜるときは、中央から外側に向かって混ぜます。
・卵白と砂糖を混ぜるときは、2,3回に砂糖を分けましょう。
・メレンゲはしっかり目に作ります。
・焼き上がりの確認方法は、竹串を刺してみて生地が竹串に付かなければ焼きあがっています。
・シフォンケーキを冷ます際は、型ごと逆さまにするとふわふわになりますよ!
最後に
いかがでしたでしょうか。
これからの季節、苺が旬なのでたくさん食べてお肌のコンディションを整えたいですね!
ちなみに、果物には果糖が含まれており、糖質を気にしている方はフルーツを控えているという方が多いのですが、素晴らしいことに苺に含まれる果糖は他の果物に比べて非常に少なく、たくさん食べても糖質を摂取しすぎる心配はありません。
なので、果糖を気にしていた方も是非、積極的に苺を食べてみてくださいね!
もし余ってしまったら、苺は冷凍するのも良いです。苺は、冷凍しても栄養価も損なうことなく食べられるので、様々なアレンジもし易くてお勧めです。