濃厚なクリームがからんだジューシーな鶏肉が美味しい「チキンのクリーム煮込み」。
作り方はそれほど難しくありませんが、ちょっと贅沢感もあっておもてなしにもぴったりな一品です。
チキンのクリーム煮込みを美味しく作るポイントは、鶏肉の下処理と焼き加減。
「チキンのクリーム煮込み」のレシピと美味しく作るポイントについてご紹介していきます。
目次
美味しいチキンのクリーム煮
香ばしく焼けた鶏肉と濃厚なクリームソースの組み合わせが美味しい「チキンのクリーム煮込み」。
レストランなどでプロが作ったものも美味しいですが、自宅でも手軽に作ることができますよ。
手の込んだ料理に見えますが、作り方はそれほど難しくありませんし、ちょっと贅沢感もあるのでおもてなしにもぴったりな一品です。
クリーム煮込みには、バター、薄力粉、牛乳でホワイトソースを作るものと、生クリームや牛乳を使って作るものがあります。
今回は、バター、薄力粉、牛乳でホワイトソースを作るタイプのレシピをご紹介していきます。
もも肉と胸肉どちらがいい？
鶏肉はもも肉でも胸肉でもお好みのもので作ることができます。もも肉ならコクのある仕上がりになりますし、胸肉ならあっさりめに仕上がります。
鶏もも肉には程よく脂肪が含まれているのでコクがありますが、他の鶏肉の部位に比べるとカロリーは高めです。
鶏もも肉（可食部100gあたり）のカロリーは、190kcalです。栄養素では、ビタミンAやビタミンB2、ナイアシン、鉄などが豊富に含まれています。
鶏胸肉は、高たんぱく低脂肪であっさりとしています。鶏胸肉（可食部100gあたり）のエネルギーは133kcalです。
栄養素では、代謝やアルコールの分解に欠かせないナイアシンが多く含まれていることが特徴です。
鶏肉を購入する際は、肉に厚みがありツヤがあるもの。皮付きは毛穴の周りが盛り上がり、シワが多いものを選びましょう。
胸肉はきれいなピンク色をしているものが新鮮です。
ドリップが出ているものは鮮度が落ちているので避けましょう。
また、鶏肉は水分が多く痛みやすいという特徴があります。購入後は早めに使い切るようにしましょう。
チキンのクリーム煮を作るコツ
・鶏肉の下処理を丁寧にする
鶏肉の皮の下についている黄色っぽい脂は臭みの原因になります。取り除いてから調理することでグッと美味しく仕上がります。
全て取り除こうとすると皮が取れてしまうので、できる範囲で取り除いてください。
・鶏肉を香ばしく焼く
チキンのクリーム煮を美味しく作る2つ目のポイントは鶏肉を焼き色がつくまで香ばしく焼くことです。
しっかりと焼き目がつくまで焼くことでコクのある仕上がりになりますよ。
チキンのクリーム煮込みレシピ
鶏もも肉を使って作るチキンのクリーム煮込みです。きのこを使用することでさらにうまみがアップします。
【材料(2人分)】
鶏もも肉…1枚
玉ねぎ…1/2個
しめじ…1/2株
マッシュルーム…5個
白ワイン…大さじ2
有塩バター…10g
薄力粉…大さじ1
牛乳…200ml
塩・こしょう…各少々
オリーブ油…大さじ1/2
【作り方】
①鶏肉は余分な脂を取り除いて半分に切り、塩2つまみ、こしょうをふる。
玉ねぎは薄切りにして、しめじは根元を切り落として小房に分ける。マッシュルームは半分に切る。
②フライパンにオリーブ油を中火で熱し、鶏肉を皮を下にして並べ入れる。フライ返しで押さえながら焼き、こんがりと焼き色がついたら裏返して裏面も焼く。焼き色がつけば一度取り出す。
③②のフライパンの油をペーパータオルで拭き取る。中火にかけてバターを溶かす。玉ねぎ、しめじ、マッシュルームを加えて炒める。
④しんなりとしたら、薄力粉を加えて、粉っぽさがなくなるまで弱火で炒める。鶏肉を戻し入れて白ワインを加え、中火にしてアルコールを飛ばす。牛乳を少しずつ加えて混ぜ合わせる。
⑤沸騰したら弱火にして、ときどき混ぜながら5〜6分煮る。塩、こしょうで味を調えて皿に盛る。
【ポイント】
・鶏肉はフライ返しで軽く押さえながら焼きましょう。
・薄力粉を加えた後は焦げやすいので火加減に注意してください。
・牛乳を一度に加えるとダマになりやすいので、少しずつ加えて混ぜ合わせてください。
・牛乳を加えた後はグツグツと煮立てすぎないように気をつけてください。
・具材はお好みで、エリンギやまいたけ、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、じゃがいもなどを使用しても美味しいです。
クリーム煮込みレシピのまとめ
濃厚なクリームが美味しいチキンのクリーム煮込みのレシピをご紹介しました。
鶏肉の下処理を丁寧に行うことや焼き加減に気をつけることで家庭でも美味しく作ることができます。
ぜひ、ポイントを押さえて美味しいクリーム煮込みを作ってみてくださいね。
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