独特の風味がクセになる!青カビチーズの特徴と美味しい食べ方

独特の風味がクセになる!青カビチーズの特徴と美味しい食べ方

刺激的な風味と強い塩味が特徴の青カビチーズ。その独特な風味は好き嫌いが分かれるところですが、深みのある味わいがクセになるという方も多いもの。ひと口に青カビチーズと言ってもさまざまな種類があり、種類によっては塩味がマイルドで食べやすいものもあります。青カビチーズの種類や特徴、美味しい食べ方についてご紹介していきます。

◆青カビチーズとは

青カビチーズとは

チーズは大きくわけて、「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」に分けられます。ナチュラルチーズは牛や羊などの乳を乳酸菌や酵素の働きで発酵させたもので、プロセスチーズは数種類のナチュラルチーズを加熱して溶かし、再度固めたものです。スライスチーズや6Pチーズなどがプロセスチーズになります。
青カビチーズはナチュラルチーズの一種で「ブルーチーズ」とも呼ばれています。青カビと言うと食べても大丈夫なのかと心配になりますが、青カビチーズに使用されているものは、ペニシリウム・ロックフォルティなどのカビで毒性のない安全性の高いものです。白カビチーズは外側から熟成が進むのに対して、青カビチーズは内側にカビを植えるので内側から熟成が進んでいきます。熟成が進むにつれて、刺激的な独特の香りと強い塩味が生み出されます。
世界中で約60種類もの青カビチーズが生産されていますが、その中でもフランスの「ロックフォール」、イタリアの「ゴルゴンゾーラ」、イギリスの「スティルトン」は世界三大ブルーチーズと呼ばれて親しまれています。

◆青カビチーズの種類

・ゴルゴンゾーラ

イタリアを代表するチーズで、9世紀後半から作られていると言われています。ねっとりとした食感で、クリーミーな中に青カビの刺激的な風味があります。ゴルゴンソーラは「ドルチェ」と「ピカンテ」という2種類のチーズがあります。ドルチェは、青カビ独特の刺激や塩味がマイルドで、ミルクの甘味を感じることができる食べやすい青カビチーズです。一方、ピカンテは、青カビがしっかりと入っており、青カビ独特の刺激的な風味を味わうことができます。

・スティルトン

イギリス生まれのスティルトンは、イギリスの女王エリザベス2世が好んで食べていたと言われている歴史のあるチーズ。塩味が強く青カビの刺激的な風味の中にも甘味を感じることができます。ナッツのような風味があることも特徴です。

・ロックフォール

ロックフォールはフランス最古のチーズとも呼ばれており、羊の乳から作られるチーズです。青カビのピリッとした刺激に加え、クリーミーでコクがあり、旨味が強いことが特徴です。

・ババリアブルー

ドイツのババリア地方の名前が付けられたチーズ。その特徴は外側が白カビで覆われおり、中には青カビが生えていること。2種類のカビを使用して熟成されたチーズです。青カビ独特の刺激的な風味もありますが、クリーミーでマイルドな風味で青カビチーズ初心者さんにも食べやすいお味です。

・フルム・ダンベール

フランス生まれのブルーチーズで、「高貴なブルーチーズ」とも呼ばれています。表面が薄く、円筒形をしています。青カビ独特の刺激や風味はありますが、見た目よりはマイルドな味わいで食べやすい青カビチーズです。

・ブルーデコース

フランス原産の青カビチーズで、羊の乳から作られるロックフォールと作り方が似ていることから、「牛乳版のロックフォール」とも呼ばれています。青カビ独特の刺激的な風味が特徴です。

・ダナブルー

デンマークが原産の青カビチーズで、フランスのロックフォールを真似て作られたチーズと言われています。青カビ独特の刺激が強く、これぞ青カビチーズといった味わいです。青カビの風味が苦手な方には少し食べにくいですが、青カビチーズ好きの方には好まれるチーズです。

・カンボゾラ

ババリアブルーと同じく表面が白カビで覆われている青カビチーズ。ドイツのバイエルン地方が原産です。青カビ独特の風味は控えめで、クリーミーでまろやかな風味が特徴。食べやすい青カビチーズです。

◆青カビチーズの美味しい食べ方

青カビチーズの美味しい食べ方

・甘口のワインと一緒に食べる

塩味が強く独特の風味がある青カビチーズは、貴腐ワインなどの甘口のワインと合わせることで味わいがマイルドになり、より美味しく食べることができます。また、果実味の強い赤ワインにもピッタリです。

・はちみつと一緒に食べる

塩味の強い青カビチーズは、はちみつと相性がよく一緒に食べることで、マイルドになり食べやすくなります。青カビチーズにそのままはちみつをかけて食べても美味しいですし、薄く切ったフランスパンにチーズを乗せて軽くトーストし、はちみつをかけて食べるのもおすすめです。

・野菜やフルーツと一緒に食べる

野菜やフルーツと一緒に食べることで、塩辛さや独特の風味がやわらぎ食べやすくなります。青カビチーズをサラダのトッピングにしたり、ドレッシングに加えるのもおすすめ。ぶどうやりんご、いちじくなどの果物と一緒にオードブルにしてもおしゃれな一品になります。

・乾燥しないように保存する

青カビチーズは乾燥すると風味が落ちてしまいます。美味しく食べるためには、乾燥しないように保存することがポイントです。断面をラップでしっかりと包み、他の食品に匂いが移らないように保存容器やチャック付きの保存袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

◆レシピ|青カビチーズとりんごのサラダ

ブルーチーズの塩味とりんごの甘酸っぱさが相性抜群のサラダ。塩気のある生ハムと香ばしいくるみもアクセントになります。

青カビチーズとりんごのサラダ

【材料(2人分)】
青カビチーズ…20g
りんご…1/4個
生ハム…4枚
ベビーリーフ…20g
くるみ(炒り) …10g
オリーブ油…適量
岩塩…少々
ブラックペッパー…少々

【作り方】
① りんごは皮付きのままいちょう切りにする。くるみは粗く刻む。

作り方①

② 皿にベビーリーフ、生ハム、りんごを盛り付ける。ブルーチーズを手で小さくちぎって散らし、くるみもトッピングする。オリーブ油を回しかけて、岩塩、ブラックペッパーをふれば出来上がり。

作り方②

【ポイント】
・青カビチーズはゴルゴンゾーラドルチェを使用しました。お好みの青カビチーズでアレンジしてみてください。
・青カビチーズは塩気が強いので、岩塩の分量は調整してください。

◆まとめ

青カビチーズは、青カビ独特の刺激的な風味がしっかりとあるものからマイルドなものまで種類によってもさまざま。食べ比べをしてみるのも楽しいですね。はちみつをかけたりフルーツと一緒に食べることでより美味しく食べることができるので、ぜひ食べ方もアレンジして味わってみてくださいね。

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