ウォッシュチーズの特徴とは?

ウォッシュチーズの特徴とは?

ウォッシュチーズは強烈な匂いが特徴で通好みのチーズとも言われていますが、種類によっては風味がおだやかで食べやすいものもあります。ウォッシュチーズの種類や特徴についてご紹介します。

◆ウォッシュチーズとは

ウォッシュチーズはナチュラルチーズの一種で、その名の通り製造工程で表面を塩水や酒で洗いながら熟成させるチーズです。

ウォッシュチーズの特徴はなんといっても強烈な匂いです。独特な香りは、表面についているリネンス菌などの微生物の発酵によって作り出されています。リネンス菌は納豆菌と同じ枯草菌の一種で、強い匂いと独特の風味を生み出します。

チーズの表面を塩水や酒を使って定期的に洗うことで菌の量を調整する役割があります。

チーズが作られている土地によって、ワイン、ブランデー、ビールなど使用される酒の種類が違い、ウォッシュする回数によっても風味が異なります。風味がおだやかで食べやすいものから、匂いが強く通好みのものまで各地でさまざまな種類のウォッシュチーズが造られています。

表面はオレンジ色をしているものが多く、匂いは強いですがこれは外皮だけで中身はやわらかくクリーミーで濃厚な味わいです。匂いが強い表皮は取り除いて食べられることもあります。

◆ウォッシュチーズの種類

ウォッシュチーズの種類

・エポワス

フランスのブルゴーニュ生まれで、多くの皇帝や美食家に愛されてきたウォッシュタイプチーズの代表格です。マールというブドウの蒸留酒を使って洗うことが特徴で、強烈な強い匂いがあります。

表皮は匂いが強いですが、中身はミルクの甘みや濃厚でコクのある風味があります。熟成が進むにつれて中身がトロトロになってきます。

・マンステール

フランスのアルザス地方生まれで、この地方の修道士によって造り出されたチーズです。フランス語で修道院を意味する「モナステール」が名前の由来とされています。表面は淡いオレンジ色をしており、中身はクリーミーでミルクの甘みを感じられます。

・モン・ドール

フランス生まれのチーズで、フランスとスイスの国境付近にある「モン・ドール」という山が名前の由来です。モン・ドールとはフランス語で金の山という意味です。

生産が8月15日〜3月15日まで、販売期間が9月10日〜5月10日までと生産や販売期間が限定されています。

エピセアというモミの木の皮をチーズに巻いて熟成されているので、爽やかな木の香りとミルクの濃厚な風味を味わうことができます。

中身がとろけるようにやわらかいので、表面を切り取って中身をスプーンですくってそのまま食べたり、パンにつけて食べます。

・リヴァロ

フランスのノルマンディー地方にあるリヴァロ村で造られているチーズです。カマンベールやポン・レヴェックと並んで「ノルマンディーの三大チーズ」と呼ばれています。

チーズの側面にレーシュ(葦の一種)が5周巻き付けてあることが特徴で、これが陸軍大佐の階級章に似ていることから「コロネル(陸軍大佐)」という愛称がつけられています。

現在はレーシュの代わりに紙ひもを巻いてあることが多いです。匂いは強いですが、クリーミーでコクのある濃厚な味わいです。

・ピエ・ダングロワ

フランスのブルゴーニュ地方生まれのチーズです。塩水でウォッシュした後に真水でウォッシュし直しているので、クセがなくクリーミーな味わいです。

白カビチーズとウォッシュチーズの中間のような風味なので、ウォッシュチーズ独特の風味が苦手な方にも食べやすいチーズです。

・タレッジョ

イタリアを代表するウォッシュチーズで、ロンバルディア州のタレッジョ渓谷が名前の由来です。弾力のあるねっとりとした食感と軽い酸味が特徴で、ウォッシュチーズの中では風味がおだやかで食べやすいチーズです。

◆ウォッシュチーズの保存方法

ウォッシュチーズは乾燥すると風味が損なわれてしまいます。ラップでぴったりと包んで密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存すると最後まで美味しく食べることができます。

◆ウォッシュチーズの栄養

・骨粗しょう症の予防に!カルシウム

骨や歯を作るのに欠かせないミネラルです。体内にあるカルシウムの99%は骨と歯に存在しています。

筋肉を動かしたり、精神の興奮をおさえ安定させるなどの効果もあります。カルシウムは体内に吸収されにくい栄養素のひとつですが、ビタミンDと一緒にとることで吸収率がアップします。

・皮膚を健康に保つ!ビタミンA

ビタミンAは目の機能、皮膚や粘膜の健康を保つために必要なビタミンです。粘膜のダメージを回復する効果や免疫力を高める効果があります。

また、肌荒れ予防にも効果が期待できます。強い抗酸化作用を持ち、アンチエイジングにも効果があると言われています。

・脂質の代謝をサポートする!ビタミンB2

ビタミンB2は脂質をエネルギーに変えるのに欠かせないビタミンです。脂質が新しい細胞を作る手助けをすることで、皮膚や粘膜などを健康に保つことができます。子どもや胎児の発育を助ける働きがあることから「成長ビタミン」とも呼ばれています。

◆ウォッシュチーズを美味しく食べるコツ

ウォッシュチーズは冷蔵庫から出してすぐよりも30分ほど室温に置いて常温に戻すことで、トロッとした食感を味わうことができます。そのまま食べるのはもちろん、バケットやライ麦パン、クラッカーなどにのせて食べても美味しいです。

ジャムやハチミツをかけて甘みをプラスしても美味しいですし、ぶどうやキウイなどのフルーツやセロリなどと一緒に食べるのもおすすめです。

ウォッシュチーズは風味が強いので、赤ワインによく合うチーズと言われています。また、チーズの産地とお酒の産地が同じものを合わせるとよく合います。

チーズの匂いが気になる時は、皮を取り除くと食べやすくなります。熟成するにつれて匂いが強くなるので、好みの熟成期間で食べるのもおすすめです。

◆レシピ|ウォッシュチーズのバケットサンド

バケットにウォッシュチーズと野菜を挟んだボリュームたっぷりなサンドイッチです。

レシピ|ウォッシュチーズのバケットサンド

【材料(2人分)】

ウォッシュチーズ…60g
グリーンリーフ…2枚
トマト(小)…1個
ロースハム…4枚
バケット…約20㎝
有塩バター…10g
粒マスタード…小さじ2

【作り方】
①ウォッシュチーズは8等分に切り、グリーンリーフはパンに挟める大きさにちぎる。トマトは輪切りにする。

作り方①

②バケットは長さを半分に切って、側面に切れ込みを入れる。オーブントースター(1200W)で4〜5分焼く。

作り方②

③バケットの切れ込みの内側にバターと粒マスタードをぬる。グリンリーフ、トマト、ハム、ウォッシュチーズの順にはさむ。

作り方③

【ポイント】

・ウォッシュチーズはスーパーでも購入でき、風味が控えめで食べやすい「ジェラールクリーミーウォッシュ」を使用しました。お好みのウォッシュチーズをご使用ください。

・食パンなどのやわらかいパンでも美味しくできます。

◆まとめ

独特の匂いが特徴のウォッシュチーズは種類によって個性的な味わいが楽しめます。食べ比べをしてお好みのチーズを見つけてみるのも楽しいですね。おつまみやおやつにカルシウム豊富なチーズを取り入れてみてはいかがでしょうか?

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