食べ過ぎたら『いちじく』を食べよう!女性に嬉しい豊富な美容効果

食べ過ぎたら『いちじく』を食べよう!女性に嬉しい豊富な美容効果
医師監修の冷凍弁当で手軽に健康生活を

今回は、いちじくについてご紹介します。あまり食べたことがないという人も居るかと思いますが、とても古くから世界中で親しまれている果物です。
いちじくは、漢字で書くと「無花果」と書きます。漢字だけを見ると花や実が無い果物のように感じますが、いちじくは他の果実とは違い、実の中に花が咲く果物です。いちじくを切ってみると、果実の中に白いプツプツがたくさんありますが、これがいちじくのお花なんです。とても不思議な果物ですよね。
今回は、いちじくの持つ美容効果をメインにいちじくについてご紹介したいと思います。

美味しいいちじくを選ぶポイント

どんな見た目のいちじくを選べば良いのか悩んでる方、是非こちらのポイントを参考にしてみてください。

美味しいいちじくを選ぶポイント

・皮:張りと弾力がある物
・香り:香りが強い物
・色:皮の色がしっかり付いている物
上記のポイントをおさえて選べば、きっと美味しいいちじくを選ぶことが出来ますよ!

いちじくのもつ栄養価について

いちじくは、女性が食べると良い果物とよく言われていますが、どんな栄養素を含む果物なのでしょうか。また、その栄養価がどのような役割をしてくれるのか下記にまとめました。

・ペクチン

ペクチンは水溶性食物繊維の一つで、お腹の中でゲル状に変化し、胃の内容物を包み込みながら腸まで運びます。
便を柔らかくする効果の他に、腸の善玉菌のエサになるため、善玉菌の働きを活発にすることで悪玉菌の増殖を抑える効果もあります。
この2つの効果で腸内環境を整えつつ便秘解消に役立つ成分です。便秘に悩む女性は、是非積極的にいちじくを食べてみてください。

・カリウム

いちじくは果物の中でもカリウムを豊富に含んでいます。カリウムはミネラルの一種ですが、カリウムは体内の余分な塩分や水分を排出してくれるデトックス効果が期待出来ます。朝、むくみやすい体質の人は朝食にいちじくを取り入れると良いでしょう。

・植物性エストロゲン

植物性エストロゲンは、いちじくのつぶつぶに多く含まれている栄養素です。
この栄養素は、素晴らしいことに女性ホルモンと同じ働きをするもので、女性特有の月経前症候群(PMS)や生理痛の軽減、更年期障害を和らげる効果があると言われています。いちじくは、女性にとってスーパーフード的な存在ですね!

・フィシン

いちじくを切ると白っぽい果汁が溢れてきますが、この果汁にフィシンという成分が含まれています。
フィシンは、タンパク質分解酵素の一種で、肉や魚などのタンパク質を分解し消化を早めてくれる効果があります。ダイエットにも効果的ですが、食べ過ぎた時の胃もたれを防いでくれる嬉しい成分です。

・ザクロエラグ酸

ザクロエラグ酸は、ポリフェノールの一種です。ザクロエラグ酸は老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあるので、アンチエイジング効果や美白効果が期待出来ます。

・鉄分

いちじくは鉄分を含んでいるため、鉄不足になりがちな女性には是非食べていただきたい果物と言えます。
鉄分は、ビタミンCと一緒に摂ると吸収率が上がるので、柑橘系の果物などと一緒に食べることをお勧めします。貧血気味な方は試してみてください。

いちじくジャムもオススメ!

いちじくはあまり日持ちがしない上にスーパーで売られている時期が限られているので、旬の時に多めに買って自家製ジャムを作るのもオススメです。作るときはいちじくの皮ごと煮て作ります。そうすれば、皮に含まれているポリフェノールも摂取出来、栄養が凝縮された最高のいちじくジャムになります。

いちじくを使った簡単レシピ

牛ヒレ肉のソテー いちじく赤ワインソース

牛ヒレ肉のソテー いちじく赤ワインソース

今回は、季節を問わずいつでも作れるようにいちじくのジャムを使ったお肉と相性バッチリのいちじく赤ワインソースを作ります。
いちじく×赤ワインでポリフェノールたっぷりの美肌効果抜群ソースです。
ちょっとしたお祝い料理の際に是非お試しください!

【材料】
・お肉…約200g
・付け合わせ野菜…お好みで
・赤ワイン…100ml
・フォンド・ボー…15g
・バター…10g
・塩・こしょう…少々
・イチジクジャム…大さじ3
・水…50cc

【下準備】
・いちじくジャムを水でしっかり溶かしておく。
・お肉は常温に戻し、塩・こしょうで下地を付けておく(材料分量外)

【作り方】
1. 小さめの鍋に赤ワイン、フォンド・ボー、塩・こしょう、下準備で溶かしたジャムを入れて、焦がさないように混ぜながら沸騰させる。
2. バターを入れてさらに煮込み、とろみがつくまで煮詰める。
3. お肉をお好みの焼き加減で焼く。
4. お皿に盛り付けたら完成です!

【コツとポイント】
・煮詰める過程で焦げやすいので気を付けましょう!
・生のいちじくを使ってもソースは作れますが、ジャムのほうが濃厚でソースのとろみも付けやすいのでお勧めです。
・ソースの味が濃厚なので、厚みのあるステーキ肉などとの相性が良いと思います。

最後に

いちじくは、特に女性に嬉しい栄養素をたっぷり含まれている果物でしたね。さらに食べるだけでなく、いちじくを切ったときにでる汁を肌に塗るといちじくのもつタンパク質分解酵素が角質を柔らかくし、少しずつ荒れた肌を整えてくれる効果があるそうです。
寒い季節は、手荒れや肌荒れが気になる季節なので、是非試してみてください。

おてがる制限食「まごころケア食」

この記事の提供元:シルバーライフ

記事一覧へ戻る