皆さんグリーンピースは、お好きですか?
料理のメインで使われる食材というよりは様々な料理の付け合せで使われることが多く、少し苦手という人も少なくないグリーンピースですが、実はとても栄養価の高い野菜であるということをご存知でしょうか?健康にも美容にも効果がある優秀な食材の1つであるグリーンピースの栄養価と効能、グリーンピースを使った簡単レシピをご紹介します!
目次
グリーンピースについて
グリーンピースは、マメ科エンドウ属に分類される野菜です。えんどう豆の中で未熟な豆をグリーンピース(実えんどう)と言うそうです。
グリーンピースの旬は春~初夏の時期です。
グリーンピースの選び方
グリーンピースは、さやから剥くとすぐに乾燥し風味が落ちてしまう為、購入の際はさや付きのグリーンピースを選びましょう。さや付きグリーンピースの選ぶポイントは、さやにふっくらとした丸みとハリ張りがあり、綺麗な緑色の物を選ぶと良いです。さややガクに変色や黒ずみがある物は避けましょう。
グリーンピースの保存方法
さや付きのまま保存用袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存し2~3日中に使い切りましょう。2~3日中に使わない場合は、さやから豆を出して硬めに茹でれば冷凍保存も可能です。
グリーンピースの栄養価
グリーンピースは、高い栄養価を持つ食材です。豆類ということもあってたんぱく質が豊富に含まれており、その他にも非常に多くの栄養素を含んだ食材です。ここでは、注目したい栄養素と効能についてお伝えします。
・食物繊維-便秘改善
食物繊維はグリーンピースに含まれる栄養のなかでも特に割合が多い栄養素の1つです。グリーンピースに含まれる食物繊維量は、グリーンピース一握りで大盛りサラダに値すると言われています。サラダが苦手という人や野菜不足の人には是非グリーンピースを日々の食事に取り入れることをお勧めします。効率よく食物繊維が摂取出来ますね。
食物繊維は、ご存知の通り女性の大敵である便秘予防にとても効果がある栄養素です。腸内環境を整えると便秘が解消するだけでなく、ダイエットや肌荒れにも効果が期待出来ますね。その他にも生活習慣病予防にも繋がる為、食物繊維を日々摂取することはとても大切と言えます。
・ビタミンB1-疲労回復
グリーンピースに含まれるビタミンB1量は野菜の中でもトップクラスで、同じ豆類でも枝豆やそら豆の約1.5倍、切り卵の5.5倍もの量が含まれます。
ビタミンB1は神経系の機能を正常に保ち、炭水化物をエネルギーに変える効能があります。運動に必要なエネルギーは炭水化物や脂質、たんぱく質から作られますが、このときビタミン類なども必要になります。ビタミン不足になると疲れを感じやすくなるので、疲れやすいなと感じたらグリーンピースでビタミン補給をしましょう。グリーンピースにはエネルギーの素となる栄養素のたんぱく質と炭水化物も含まれますので、栄養価のバランスが良く疲労回復に効能が期待できます。
・カリウム-むくみ改善
グリーンピースに含まれるカリウムは、細胞内外の水分調整をする役割をします。カリウムはミネラルの一種で、ナトリウムを排出する作用がある為、塩分の摂り過ぎを調節するとても重要な栄養素と言えます。
グリーンピースを食べることで体の中の水分量を適正に調整してくれ、余分な塩分を排出してくれる役割があるので、むくみの解消や改善に役立つのです。運動不足の人や冷え性の人や運動不足の人は、特にむくみやすくなります。辛いむくみに悩まされている人は、是非グリーンピースを積極的に食べてみてください。
グリーンピースのおすすめレシピ
グリーンピースご飯
今回は、グリーンピース主役としたグリーンピースご飯を作ってみました。主食にグリーンピースを加えることでグリーンピースに含まれるビタミンB1がお米の炭水化物を効率的にエネルギーに変えてくれます。
【材料】
さや付きグリーンピース…200g
お米…2合
塩…小さじ1
酒…大さじ1
【下準備】
・グリーンピースを茹でます。さやから中身を取り出し、2カップ程のお水を沸騰したお湯に塩小さじ1と入れ、約2分グリーンピースを茹でます。茹で終わったら、お鍋に入れた状態で粗熱をとります。粗熱がとれたらグリーンピースとゆで汁を分けておいてください。※茹で汁は使うので捨てません。
【手順】
1.お米を通常通り研いでざるにあけておきます。
2.炊飯器に研いだお米とグリーンピースとお酒を入れ、茹で汁を2合の線まで入れます。※茹で汁が足りない場合は水を合わせて入れてください。通常炊きで炊けたら10分程度蒸らし、混ぜます。
3.お茶碗によそったら完成です。
【レシピのポイントとコツ】
・グリーンピースを茹でた後、茹で汁に付けたまま粗熱を取ることでグリーンピースにシワが出来にくく、見た目が綺麗になります。
・お米を炊く際に、茹で汁を使用することでより風味豊かに仕上がります。
・グリーンピースの旬の時期以外に作る場合は、冷凍のグリーンピースでも作ることが出来ます。
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グリーンピースレシピのまとめ
いかがでしたでしょうか。
料理の脇役になりがちなグリーンピースですが、実は栄養価の高い優れた野菜でもあることが分かりましたね。高たんぱく質なので筋トレを頑張っている人や育ち盛りのお子様にもぴったりな食材です。様々なグリーンピースを使ったレシピを試したくなりますよね。でも、忙しい日々を過ごしている方にはなかなか栄養バランスの取れた食事をすることが難しいのではないでしょうか?
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栄養バランスだけでなく食材にもこだわり、国内工場でひとつひとつ手づくりしているお弁当なので安心です。また、1食分ずつ冷凍パックされているので、調理方法はレンジでチンだけ! 是非、日々の食事に取り入れてみてくださいね。
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