グリーンピース|苦手な人でも食べられるレシピを紹介

グリーンピース|苦手な人でも食べられるレシピを紹介
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グリーンピースはエンドウ豆の未熟な豆のことを言い、春から初夏にかけて旬の時期を迎えます。缶詰や冷凍のミックスベジタブルのイメージが強いグリーンピースですが、旬の時期のグリーンピースは甘みや風味が強く、栄養価が高いのが特徴です。ミックスベジタブルが苦手だと言う人も、新鮮なグリーンピースはおいしく食べていただけると思います。今回は、グリーンピースの栄養とそのレシピをご紹介していきます。

グリーンピースとは

グリーンピースとは、エンドウ豆の未熟な豆のことで、エンドウ豆とグリーンピース、サヤエンドウは同じ豆のことです。サヤエンドウはサヤが柔らかくサヤごと食べられる状態のエンドウ豆、グリーンピースはサヤエンドウから豆が成長していてサヤが柔らかい状態のエンドウ豆、それから完全に成長済みであるのがエンドウ豆として流通しています。

グリーンピースを選ぶポイント

生鮮食品のグリーンピースを購入するときには、サヤ付きのものを選ぶようにしましょう。むいてある状態のものも売ってありますが乾燥してしまって風味が落ちてしまっていることが多いです。鮮やかな緑色をしていて、サヤが丸くハリがあるものが新鮮でおいしいです。
グリーンピースの保存方法は、乾燥を防ぐために密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、なるべく早く食べるようにしましょう。長期で保存したい場合には、一度塩ゆでして密閉容器に入れて冷凍保存しましょう。茹でた後に急激に冷ますとグリーンピースにしわがよってしまいますので、茹で汁に少しずつ水を足して少しずつ冷やすようにしましょう。

グリーンピースの栄養

グリーンピースは脇役野菜のイメージがある方も多いと思いますが、実は非常に栄養価が高い野菜です。

・βカロテン

βカロテンは抗酸化作用があり、動脈硬化や心筋梗塞などの血管疾患、生活習慣病の予防に効果的です。身体の中でビタミンAに変化するため、免疫を高めたり目をよくしたりします。

・食物繊維

グリーンピースには、豊富な食物繊維が含まれています。少量で大量の生野菜と同等の食物繊維量と言われています。食物繊維には、整腸作用がありお通じの調子を整え便秘を解消させたり、体に余分な脂肪がたまるのを抑制する効果があります。

・食物性タンパク質

タンパク質は筋肉のもとになります。また、血液中のヘモグロビンを作る働きもあるため貧血の予防にも効果的です。肉や魚などの動物性タンパク質よりも余分な脂質が含まれないため、植物性タンパク質を含むグリーンピースはダイエットなどにも効果的と言えます。

・ビタミンB1

グリーンピースのビタミンB1含有量は野菜の中でもトップクラスです。ビタミンB1は炭水化物をエネルギーに変換する働きをします。脳や神経系の機能を正常にする効果もあるので、認知症予防も期待することができます。

・カリウム

カリウムは体の中にある過剰な塩分を体の外に排出する役割があるため、むくみの解消や高血圧の改善が期待できます。

グリーンピースは、生鮮状態で売られているものと缶詰や冷凍食品で売られているものがあります。缶詰や冷凍食品で売られているものは、しっかりと茹でて加熱してあるので、生鮮状態のものよりも若干栄養が減ってしまっています。また、どうしても風味や味が落ちてしまうというデメリットもあります。旬の時期にはぜひ生鮮状態のグリーンピースを食してみましょう。

グリーンピースの調理法

【グリーンピースと新たまねぎのポタージュ】

グリーンピースは、非常に栄養価が高いためできれば栄養まるごと食べられるメニューにするとよいでしょう。茹でてから茹で汁を捨てると栄養が流れ出てしまうので、今回はポタージュスープのレシピをご紹介します。

【材料】
・グリーンピース       200g
・新たまねぎ         1/2個
・水             200ml
・コンソメキューブ      1個
・バター           10g
・牛乳            50ml程度
・塩コショウ         少々

【作り方】

① グリーンピースをサヤから取り出し、熱湯を回しかけます。

作り方①

② 鍋にバターを入れグリーンピースを炒めます。

作り方②

③ 新たまねぎも加えてさらに炒めます。

作り方③

④ たまねぎがしんなりしてきたら、水とコンソメキューブを入れて煮ていきます。

作り方④

⑤ グリーンピースとたまねぎがやわらかくなったら、ブレンダーやミキサーなどでよく撹拌します。

作り方⑤

⑥ なめらかになったら牛乳を加えて、塩コショウで味をととのえます。

作り方⑥

⑦ 弱火で煮込んだら完成です。

作り方⑦

『グリーンピースレシピ』まとめ

春から初夏にかけて旬を迎えるグリーンピースは、エンドウ豆の未熟な状態の豆のことで、その栄養価はとても高いです。冷凍品や缶詰のイメージが強いですが、旬の時期のグリーンピースは、風味や味が濃くとてもおいしく召し上がっていただけます。今回は、栄養を余すことなく摂取できるようにポタージュのレシピをご紹介しました。グリーンピースには、豊富な食物繊維や植物性のタンパク質などが含まれているため、ヘルシーに体の調子を整えていくことができます。ぜひお試しください。

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この記事の提供元:シルバーライフ

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