「ハンバーグ」は子どもから大人まで幅広い世代に人気のメニュー。
家庭でも定番の料理ですが、焼いている途中で形が崩れてしまったり、肉汁が流れ出てしまうといった経験はありませんか?
今回は、ふんわりとジューシーな美味しいハンバーグを作るポイントについて紹介していきます。
目次
◆ハンバーグとはどんな料理?
ハンバーグは、「ハンバーグステーキ」の略で、ひき肉と玉ねぎやパン粉などの具材を混ぜ合わせ、小判形に成形して焼いた料理です。
発祥地であるドイツの都市ハンブルグが名前の由来だと言われています。
ひき肉は合いびき肉を使用することが多いですが、牛ひき肉100%で作ったり、鶏ひき肉であっさりとしたハンバーグにするなど、さまざまな作り方があります。
また、デミグラスソースやトマトソース、おろしポン酢で食べる和風のハンバーグなど、ソースでさまざまなバリエーションを味わえるのも魅力です。
◆美味しいハンバーグを作る5つのコツ
ハンバーグは、家庭でも定番の洋食メニューですが、焼いている途中で形が崩れてしまったり、肉汁が流れ出てしまう、中まで火が通っていなかったといった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
肉汁たっぷりのジュージーなハンバーグを作るためには、肉汁をハンバーグの中に閉じ込めるようにすることが大切です。
ハンバーグを美味しく作るためのコツを5つ紹介していきます。
・合いびき肉は牛:豚=7:3の割合がおすすめ
合いびき肉を使用してハンバーグを作る場合は、牛:豚=7:3または6:4の割合が美味しいと言われています。
スーパーで販売されている合いびき肉は、お店によって牛と豚の割合が異なることもありますので、確認して購入するのがおすすめです。
牛ひき肉と豚ひき肉をそれぞれ購入して、好みの割合で混ぜ合わせてもO Kです。
・玉ねぎは炒める?炒めない?
玉ねぎはじっくりと炒めることで甘みが引き出されます。
ハンバーグに炒めた玉ねぎを加えることが多いのは、甘みや香りをプラスするためです。
ですが、お好みによってみじん切りにした玉ねぎを生のまま加えても問題はありません。
生で加えることで、シャキシャキとした食感が楽しめます。
しかし、多く入れすぎると水分量が多くなってしまうので、炒めて使用する時よりも少なめに加えるのがおすすめです。
炒める手間が省けるので、忙しい時にも便利ですね。
炒めた玉ねぎを加える時は必ず粗熱をとってからひき肉と合わせましょう。
・ひき肉をよくこねる
ひき肉の混ぜ方が足りないと焼いている時にハンバーグが割れる原因にもなります。
ひき肉に塩を加えて粘り気が出てくるまでよくこねることが美味しいハンバーグを作るポイントです。
ボウルに白い脂がつくくらいを目安にしっかりとこねましょう。
・表面をなめらかに成形する
表面に亀裂があるとそこから肉汁が逃げ出す原因になります。
肉汁たっぷりのジューシーなハンバーグを作るためには表面がなめらかになるように成形しましょう。
また、両手でキャッチボールをするようにして空気を抜いておくことで焼いた時に割れにくくなります。
中まで均一に火が通るように中央を少しくぼませておくこともポイントです。
・蒸し焼きにして中まで火を通す
まず、強めの火加減で両面に焼き色をつけたら、ふたをして弱火で中まで火を通していきます。
表面を焼き固めておくことで肉汁を中に閉じ込める効果があります。
◆レシピ|ハンバーグ
ふんわりジューシーな基本のハンバーグの作り方です。
【材料(2人分)】
合いびき肉…300g
玉ねぎ…1/2個
パン粉…30g
牛乳…大さじ3
卵…1個
塩…小さじ1/2
こしょう…少々
ナツメグ…少々
サラダ油…大さじ1/2+小さじ1
*ソース
A赤ワイン…大さじ2
Aトマトケチャップ…大さじ2
Aウスターソース…大さじ2
有塩バター…10g
ゆでたブロッコリー…80g
ミニトマト…4個
【作り方】
①玉ねぎはみじん切りにする。フライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、玉ねぎを炒める。しんなりとしたらバットに取り出して粗熱をとる。
②パン粉、牛乳、溶いた卵を混ぜ合わせておく。
③ボウルにひき肉と塩、こしょう、ナツメグを入れて粘り気が出るまでよくこねる。①と②を加えてさらに混ぜ合わせる。
④2等分にしてキャッチボールをするように空気を抜いて小判形に成形し、中央を少しくぼませる。
⑤フライパンにサラダ油大さじ1/2を強めの中火で熱し、④を並べ入れる。焼き色がつけば上下を返し1分ほど焼く。フタをして弱火で6〜7分蒸し焼きにする。取り出して皿に盛る。
⑥⑤のフライパンに【A】を入れて煮立て、バターを溶かす。
⑦⑥をハンバーグにかけて、ブロッコリーとミニトマトを添える。
【ポイント】
・ハンバーグを成形する際は、手に薄くサラダ油をぬってから行うと作業しやすくなります。
・焼き上がったハンバーグの中央に竹串を刺して、透明な肉汁が出てくれば中まで火が通っています。
・フライパンに残った脂を使用してソースを作ることでうまみのある仕上がりになります。脂が多い場合は、お好みで量を調整してください。
◆まとめ
ふんわりジューシーなハンバーグを作る5つのコツを紹介しました。
ソースをアレンジすればさまざまなバリエーションが楽しめますよ。
ぜひ、今夜の夕食にハンバーグを作ってみてはいかがでしょうか?
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