自宅で美味しいピラフの作り方~おすすめの具・味付けは?

自宅で美味しいピラフの作り方~おすすめの具・味付けは?
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子どもから大人まで、人気の洋風ごはんといえばピラフ。

でもピラフって本当はどんな料理なのか、レシピなどを実はよく知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ピラフとは何かをはじめとして、入れると美味しいピラフの具、自宅で簡単に作れるピラフのレシピなどをご紹介します。

〜ピラフってどんな料理?~

ピラフはフランス発祥の料理です。

生米と一緒ににんじんや玉ねぎなどピラフの具を入れて、スープを用いて調理します。

スープによって生米を炊き上げるのが最大の特徴であり、「洋風炊き込みご飯」ともいえる料理です。

チャーハンや焼き飯との違いは、この「生米を使う」部分にあります。

チャーハンなどは炊きあがったご飯を用いますが、ピラフは炊く前の生米から調理を始めるのです。

生米から炊く場合の手順をざっくりまとめると、以下のとおりです。

①フライパンで、生米とピラフの具をバターで炒める。
②米が半透明になったら、スープ(水、コンソメ、塩など)を入れる。
③フライパンの蓋をして、弱火~中火で15分。
④水分がなくなりパチパチと音がしてきたら弱火にする。
⑤さらに10分蒸したら完成。

~【日本版ピラフ?】炊いたご飯で作るピラフ~

先述したとおり、本来のピラフは生米を用いてスープで炊き上げます。

ただし日本では、炊きあがったご飯を使って作るピラフも広く浸透しています。

その場合、バターやコンソメで味付けするのがピラフ、ごま油やしょうゆで味付けするのがチャーハンといったように区別されるのが一般的です。

ご飯文化の日本では、残ったご飯のアレンジレシピとしてピラフを作る方も少なくありません。

~ピラフから派生した米料理~

フランス発祥の料理ピラフは、さまざまな国でアレンジされて広がっています。

日本で浸透しているフライパンで作るピラフレシピも、その一つと言っても良いかもしれませんね。

ピラフから派生した米料理としては、次のようなものが挙げられます。

・パエリア(スペイン料理)

パエリア専用の鍋に、オリーブオイルで炒めた具材、洗った米と水を入れ、蓋をせずに炊き上げてます。

米に芯の残った状態に仕上げるのがポイント。サフランを加えるので、できあがりが黄色いお米になります。

・リゾット(イタリア料理)

米を洗わずに使用して調理します。オリーブオイルやバターで具材と生米を炒めて、白ワインとスープを加えて蓋をせずに加熱します。

パエリアと同様に、芯が残った状態で火を止めるのがポイントです。ピラフやパエリアよりも水分が多く残るのが特徴です。

~お好きな材料で自在にアレンジOK!おすすめピラフの具・味付け~

ピラフはいろいろな具材との相性が良いのも特徴です。

野菜はもちろんのこと、魚介類や肉類をピラフの具として用いることができます。

ここでは、おすすめのピラフの具や味付けを紹介します。

・シーフードピラフ

冷凍シーフードミックスを使えば簡単に作れます。

むきえびやイカ、貝類とバター風味のご飯の相性はバッチリです。

・トマトチキンピラフ

鶏むね肉と玉ねぎなどの野菜、トマト缶を使って作ります。

ガーリック風味をプラスするのもおすすめです。

・ガーリックピラフ

お米を炒めるときに、たっぷりガーリックを加えます。

ピラフの具にはお好きなものを入れてOK!ガーリックの香りが食欲そそる一品になります。

・バターコーンピラフ

コーンの甘味がバターやコンソメの風味によく合います。

バターを多めに入れるのがポイントです。

・カレーピラフ

味付けに、コンソメとカレー粉、隠し味にしょうゆをプラスすればカレーピラフの完成です。

ピラフの具には、カレーに合う食材を入れたいところ。

〜ピラフの定番といえばコレ!えびピラフのレシピ~

お好みでアレンジ自在なピラフですが、やはり定番といえば「えびピラフ」ではないでしょうか。

えびのプリっとした食感や旨味は、みじん切りにした野菜とよく合います。

見た目にも彩り良く仕上がる、おすすめの具材です。

えびピラフ

えびピラフ

今回は、自宅で簡単に作れておすすめな、炊いたご飯とむきえびを用いた「えびピラフ」のレシピをご紹介します。

冷凍のむきえびとみじん切りにした野菜、お米をバターで炒めてコンソメで味付けするだけで完成です。

シンプルな調理方法ですが、喫茶店で出てくるようなピラフが再現できます。

材料(2人分)

材料

米(ごはん)…400g(お茶碗2杯強)
むきえび…お好みで
ピーマン…1個
にんじん…1/2本
玉ねぎ…1/2個
顆粒コンソメスープの素…小さじ2
バター…10g(5g×2)
塩こしょう…少々

作り方

〜下準備〜

・冷凍のむきえびは解凍しておく。
・ピーマンはヘタと種を取り、にんじんと玉ねぎは皮をむいておく。

① ピーマン、にんじん、玉ねぎはすべてみじん切りにする。

② フライパンにバター(5g)を入れ、①とむきえびを入れてしっかり炒める。

作り方②

③ ②にごはんを加えて、具材とよく混ざるように炒める。

④ さらにコンソメを加えて、顆粒が見えなくなるまで炒めたら火を止める。

⑤ ④にバターを入れて余熱で溶かすように和え、塩こしょうで味を調えたら完成。

このレシピを動画で見てみる

~もっと手軽に!炊飯器で作るピラフ~

生米から炊き上げるよりも、フライパンで炒めるよりも手軽なレシピとして、炊飯器で作るピラフもあります。

炊飯器を使うと、しっとり、ふっくらしたご飯に仕上がります。

炊飯器を使ったピラフの基本的なレシピです。

①米を洗い、30分浸水させる。
②ピラフの具をみじん切りにする。
③炊飯器に、米・水・コンソメ・塩こしょう・具材・バターを入れて炊飯する。
④炊き上がったら10分ほど蒸らす。
⑤塩こしょうで味を整えて完成。

~まとめ~

生米をスープで炊き上げるのが、本場のピラフの作り方です。

でももっと簡単に手早く作るなら、炊いたご飯をフライパンで炒めたり、炊飯器で具材と一緒に炊き上げたりする方法もあります。

ゆっくり時間がとれるときは本格ピラフを作るのも良いですが、忙しい中で無理せず自炊するためには時短料理を取り入れるのも一つの方法です。

簡単に美味しい食事がとれることで、生活の満足度も高まります。

忙しい毎日でキッチンに立つのが難しいときには、調理済みで栄養バランスも整った冷凍弁当を取り入れてはいかがでしょうか。

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この記事の作成者:槌谷 久佳(ライター)
この記事の提供元:シルバーライフ

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