黄ニラで免疫力UP|栄養と簡単レシピ

黄ニラで免疫力UP|栄養と簡単レシピ
医師監修の冷凍弁当で手軽に健康生活を

黄ニラ(黄韮)という食材をご存知でしょうか。
最近では、旬の時期になるとスーパーで見かけるようになりましたが、まだまだ馴染みのない食材と感じている方も多くいらっしゃるかと思います。
今回は、黄ニラの注目したい栄養素や新鮮な黄ニラの選び方などお伝えしたいと思います!

なんで黄色いの?

黄ニラは、通常の緑色のニラと同じ品種ですが、栽培方法が異なるので黄色くなります。
栽培方法は、ニラの芽が出る前の根株に覆いを被せて太陽光を遮ることで光合成させず、黄色のままの葉を成長させる方法です。
黄ニラには、独特の旨みと香りがあり、ビタミンやミネラルなどの栄養をバランス良く含み、生でも食べられる為様々な料理に活用することが出来ます。

新鮮な黄ニラの選び方

新鮮な黄ニラの選び方と保存方法

新鮮な黄ニラを選ぶポイントを下記にまとめました。
購入の際に是非参考にしてみてください!
・葉に艶がある物。
・黄ニラの束の根元を持った時に大きく曲がらず張りがある物。
・根元の切り口が瑞々しい物。
また、葉は傷や折れているところから痛み始める為、折れた葉や傷ついている葉がなるべく少ない物を選ぶと良いです。
黄ニラは、鮮度が落ちると特有の香りが弱くなるので早めに食べることをお勧めしますが、保存する場合は、葉が折れないようにペーパーで包み、袋に入れてから冷蔵庫の野菜室に立てて保存してください。立てて保存するのがポイントです!
冷凍保存の場合は、調理で使う長さに予め切ってから小分けにし、ラップで包んでから冷凍しましょう。調理する場合は、解凍せずにそのまま使うことをお勧めします。

黄ニラの栄養素について

黄ニラの栄養素は、通常のニラと大差ないのですが、その中でも特に注目したい栄養素についてまとめてみました。

 注目栄養素:アリシン

アリシンは、体内でビタミンB1と結合する栄養素です。
結合するとアリシンは、「アリチアミン」という成分に変わります。
アリチアミンに変わると疲労回復効果やウイルスなどの細菌に対しての免疫力を高めるので風邪予防やガン予防にも期待出来ます。
ちなみに、ビタミンB1は様々な食材に含まれていますが、水溶性の為単体では吸収率が非常に低い栄養素です。
しかし、アリシンと同時に摂取することでビタミンB1と結合し、油に溶ける性質に変化することで効率よく体内に取り込むことが出来ます。
アリシンには、新陳代謝を活性化させる効果があるのでダイエット効果や冷え症の予防にも効果が期待出来ます。冷え性で困っている女性は多いと思うので嬉しい効果ですよね。
黄ニラを食べることで風邪予防が出来るなら積極的に食べたい食材と言えますね!

 注目栄養素:βカロテン

βカロテンは、抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られている栄養素です。
更に、体内でビタミンAに変換される為、髪や皮膚を美しく保つ効果があります。
黄ニラに含まれているβ-カロテンは、熱に強く、油に溶ける性質があるので、他の食材に含まれるβカロテンに比べて身体に吸収されやすくなっているのが特徴です。

 注目栄養素:ナイアシン

ナイアシンは、水溶性ビタミンの一種です。三大栄養素である糖質、脂質、たんぱく質の代謝によりエネルギーをつくり出す過程で必要不可欠となるビタミンの一種です。
また、脳神経を正常に働かせるのに役立つ栄養素と言われています。

 注目栄養素:ビタミンE

ビタミンEは、強力な抗酸化作用によって、細胞の酸化を防ぎ、血管や肌細胞の老化を防ぐ効果があります。アンチエイジングの観点から女性の間では大変有名な栄養素ですが、その他にも動脈硬化やがんの予防にも効果が期待できると言われているので、男女関係なく摂取したい栄養素と言えますね。

黄ニラの簡単レシピ

黄ニラのナムル

黄ニラのナムル

今回は、黄ニラの味わいをしっかり味わえる黄ニラのナムルを作ります。
簡単・美味しい!の短時間レシピなので是非試してみてください!

【材料】
・黄ニラ…1束
・ゴマ油…小さじ1
・鶏がらスープの素…小さじ1少々
・塩…少々
・ゴマ…適量

【下準備】
1.ゴマ油、鶏がらスープの素、塩を良く混ぜて合わせておきます。
【作り方】
1. 食べやすい長さに黄ニラを切ります。
お湯を沸騰させてさっと茹でてから冷水にさらし、しっかり絞って水気を切ります。
2. 黄ニラと下準備で用意しておいた合わせ調味料を混ぜて、お皿に盛り付けます。
上からゴマを適量かけて完成です!

【レシピのポイントとコツ】
・黄ニラは、生でも食べられる食材なので茹でる際は、お湯に潜らせるくらいの短時間で茹でてください。
・お好みでラー油などの辛さをプラスしても美味しいです。

黄ニラレシピのまとめ

いかがでしたでしょうか。
ニラと言えば、緑色のニラを想像する人がまだまだ多いかと思いますが、生でも食べられる黄ニラをスーパーで見かけたら是非食べてみてください。
メインから副菜まで様々な調理方法で黄ニラを楽しんでみてください。きっと黄ニラの虜になること間違いなしです!
黄ニラを食べながら免疫力を高めて、健康に過ごしましょう!

おてがる制限食「まごころケア食」

この記事の提供元:シルバーライフ

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