カリフラワーは、ブロッコリーと同じくアブラナ科の野菜ですが、ある日突然変異したブロッコリーが品種改良された野菜だとご存知でしたでしょうか。
カリフラワーのビタミンCは、ブロッコリーと異なり、茹でても減少しにくいことから「畑のレモン」と呼ばれる程ビタミンCが豊富で食物繊維も豊富に含んでいることから最近注目を集めている食材の1つです。
今回は、カリフラワーを食べることで期待出来る美容効果や簡単レシピをご紹介します!
目次
カリフラワーの新鮮で美味しい選び方
新鮮なカリフラワーは下記のポイントをお店でチェックして選んでみてください。
・蕾が綺麗な白色で隙間なくびっしりとしている物。
・ずっしりと重みがある物。
・葉が下側にしっかりと密着しており内側に丸まっている物。
こちらのポイントをおさえて選べば、新鮮なカリフラワーをきっと選ぶことが出来ますよ。逆に触ってみて柔らかい物や蕾の色がくすんでいる物は鮮度が落ちている物なので注意してください。
カリフラワーの栄養素について
カリフラワーは、全体重量の約90%が水分で糖質・脂質量も少なめの食材です。100gあたりのカロリーは27kcalと大変低カロリーなので最近では、お米やマッシュポテトの代用として使われている食材です。では、カリフラワーを食べるとどんな嬉しい効果が得られるのでしょうか。
・ダイエット効果
カリフラワーは、低カロリーなだけでなく、肝臓の解毒機能を高める働きが期待出来ます。食物繊維も含まれているので便秘改善も期待出来ますし、食べた時の満足感にも繋がるのでダイエットには最適な食材と言えますね!
食べ過ぎた日の後は、カリフラワーライスやカリフラワーマッシュなどでカロリーを抑えつつ食事をとると良いですね。
・美肌効果とアンチエイジング効果
カリフラワーは、アブラナ科野菜の特徴成分であるグルコシノレートを含んでいます。このグルコシノレートは強い殺菌作用と抗酸化作用があることが認められています。加えてカリフラワーには、インドール-3-カルビノール(I3C)という抗酸化作用の効果が認められている成分も含まれている食材です。
その上、カリフラワーに含まれているビタミンCは熱に強く調理しても減少が少ないので、抗酸化物質の補給に最適な食材と言えます。
また、カリフラワーに含まれるスルフォラファンは、抗酸化酵素の生成を促す働きを持ち、抗酸化作用が約3日間持続することも知られています。
カリフラワーは身体の酸化を抑え、外見を若々しく保つための食材として「淡色野菜でありながら緑黄色野菜以上の抗酸化作用を持つ」と称される程アンチエイジングに最適なアンチエイジング食材なのです。
肌細胞が酸化することでシワやたるみなど老化現象が促進され、皮脂が酸化して出来る過酸化脂質は大人ニキビの原因になります。
抗酸化作用の高いカリフラワーを食べることで内側からの抗酸化物質を補給し、酸化による肌や身体の老化を抑制することが期待出来ます。
また、カリフラワーに豊富に含まれているビタミンCは、シミの原因の1つであるメラニン色素を作るチロシナーゼという酵素の働きを抑える働きがるので、シミのない美しい肌に整える効果が期待出来ます。カリフラワーにはビタミンCの安定や吸収を助けてくれるケルセチンも含まれているので効率良くビタミンCを身体に取り入れることが出来ます。
カリフラワーは、美肌効果抜群の食材と言えますね!
カリフラワーとブロッコリーの違い
カリフラワーとブロッコリーはどちらもアブラナ科の近縁種で外見も似ています。大きな違いとして一般的なカリフラワーは淡色野菜、ブロッコリーは緑黄色野菜であるということです。栄養面で見ると生の状態ではブロッコリーの方がカリフラワーより栄養価が高いですが、ブロッコリーの栄養価は熱に弱い為、茹でた状態ではブロッコリーとカリフラワーで栄養価の違いは大差ないと言われています。また、ブロッコリーとカリフラワーでは、茹で方に違いがあり、蕾が柔らかいブロッコリーは茎を下にし、蕾が固いカリフラワーは茎を下にして茹でることをお勧めします。
カリフラワーを使ったかんたんレシピ
カリフラワーのピクルス
今回は、サッと茹でて漬けるだけで出来ちゃう簡単ピクルスです。
ちょっと小腹が減った時にストックで作っておくと大変便利なので是非作ってみてください。
【材料】
・カリフラワー…1株
・ヤングコーン…1パック
・お酢…150cc
・砂糖…大さじ3
・塩…小さじ1/2
・鷹の爪(輪切り)…適量
【作り方】
1. カリフラワーとヤングコーンは、食べやすい大きさに切ってから固めに茹でます。茹でた後はしっかり水気を切りましょう。
2. ジップロックなどにお酢・砂糖・塩・鷹の爪を入れて混ぜ合わせます。1で茹でたカリフラワーとヤングコーンを入れて30分程度漬けます。
3. お皿に盛り付けて完成です!
【レシピのポイントとコツ】
・カリフラワーは茎を下にして茹でましょう。
・カリフラワーとヤングコーンは熱いままお酢に漬けて問題ありません。
・カリフラワーもヤングコーンも満足感があってダイエット中の方にお勧めです。
カリフラワーレシピまとめ
いかがでしたでしょうか。
今までブロッコリー派だった方も是非一度カリフラワーを食べてみてくださいね。
特に美容に興味がある方やダイエット中の方は、普段の食事にたくさんカリフラワーを取り入れてみてください!