ゼラチンを使ったおやつは、子どもや高齢者の方のおやつにもピッタリ。
簡単に作れるゼリーやプリンですが、ゼラチンの使用方法を間違えるとゼリーが固まらないといったことも。
ゼラチンを使用する際のポイントを紹介していきます。
なめらかなミルクプリンとあずきの組み合わせが相性抜群!
牛乳とゆであずきで作る簡単和スイーツレシピもぜひご覧ください。
目次
ゼラチンおやつは高齢者も最適
牛乳をゼラチンで固めたなめらかなミルクプリンは、優しい味わいで子どもから高齢者の方まで幅広い世代に人気のあるスイーツです。
いちごなどの果物を加えても美味しいですし、生クリームを加えて作るとコクが出てリッチな味わいに仕上がります。
また、抹茶やあずきをプラスして和風に仕上げるなど、さまざまなアレンジも可能です。
今回紹介する「あずきミルクプリン」は、高齢者の方にもおすすめの組み合わせ。
牛乳には、たんぱく質や骨粗しょう症予防にも欠かせないカルシウムが豊富。
乳製品のカルシウムは、体内に吸収されやすいので効率的にカルシウムを摂取することができます。
また、あずきには、たんぱく質、糖質、ビタミンB群、カリウムなどのミネラル、食物繊維も豊富に含まれています。
たんぱく質やカルシウム、食物繊維など、高齢者の方に不足しがちな栄養素をおやつで補うことができますよ。
ゼラチンを使用する時の注意点
ゼラチンは、動物の骨や皮に含まれているコラーゲンから作られている凝固剤で、主成分はたんぱく質です。
20度以下で固まり、25度以上で溶解するという性質があります。
そのため、夏場など気温が高い季節はゼリーを室温に出しておくと溶けてしまうので注意が必要です。
ゼラチンは、粉ゼラチンと板ゼラチンが販売されています。
粉ゼラチンは粉末状になっているので分量の調整がしやすく、家庭で使用されることが多いです。
板ゼラチンはシート状になっており、1枚の重さが同じなので枚数で計量することができます。
粉ゼラチンは基本的に水でふやかしてから使用し、板ゼラチンは水でふやかして水気をきってから使用します。
粉ゼラチンは水でもどさずにそのまま使用できるタイプも販売されています。
ゼラチンはふやかし方や溶かし方を間違えてしまうとダマができてしまったり、ゼリーが固まらないといった原因にもなります。
ゼラチンを使用する際のポイントを3つ紹介します。
・冷水を使用する
粉ゼラチンをぬるま湯でふやかすとダマができる原因になります。液体に加えてもこのダマは残ってしまうので食感が悪くなる原因になります。
また、粉ゼラチンに水をかけると全体に水分がまわりにくく、ダマができる原因になります。必ず水に粉ゼラチンをふり入れるようにしましょう。
こうすることでダマができにくくなり、上手にふやかすことができます。
板ゼラチンはお湯でふやかすと溶けてしまいます。水の温度は10度以下が目安です。必ず冷水でふやかしてから使用しましょう。
・沸騰させない
ゼラチンは熱に弱い性質があります。
ゼラチンを熱い液体に加えたり、ゼラチンを加えた液体を加熱して沸騰させてしまうと固まる力が弱くなってしまいます。
ゼラチンは、液体が50~60度くらいの温度で溶かすことがポイントです。
・果物を使用する際は種類に注意
果物の中にはたんぱく質を分解する酵素を含むものがあり、生のまま使用するとゼリーが固まらない原因になります。
パイナップルやキウイフルーツ、いちじくなどを使用する場合は、生のまま使用するのは避けましょう。
これらのフルーツを使用する場合は、コンポートにしたり、缶詰を使用するなど、果物を加熱してから使用すれば大丈夫です。
レシピ|あずきミルクプリン
なめらかなミルクプリンと優しい甘さのあずきの組み合わせが相性抜群。あずきが沈むので自然と2層のプリンになります。
【材料(4人分|160ml容器4個分)】
牛乳…400ml
砂糖…20g
ゆであずき…100g
粉ゼラチン…5g
水…大さじ2
【作り方】
①冷水に粉ゼラチンを振り入れてふやかす。
②鍋に牛乳、砂糖を入れて中火にかけ、鍋肌がふつふつとするくらいまで温める。砂糖が溶けたら、火を止めて①を加えて溶かす。
③ゆであずきを加えて混ぜ合わせ、粗熱がとれたら容器にわけ入れる。
④冷蔵庫で2時間以上冷やし固めれば出来上がり。
【ポイント】
・ゼラチンは冷水でふやかしてください。
・牛乳は沸騰させないように気をつけてください。
このレシピを動画で見てみる
ゼラチンレシピのまとめ
ゼラチンの使い方とあずきミルクプリンのレシピについて紹介しました。ゼラチンを使ったゼリーやプリンは家庭でも手軽に作れるおやつ。
ぜひ、ゼラチンの使い方をマスターして、美味しいおやつを作ってみてくださいね。
健康維持のためには、バランスのいい食事を継続することが大切です。1日3食の食事でさまざまな栄養を摂取できるように心がけましょう。
3食で不足しがちな栄養素はおやつも活用して補うと1日のバランスがとりやすくなりますよ。
ビタミンやミネラルが豊富な果物、たんぱく質やカルシウムが豊富な乳製品、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素が全て含まれている卵を使ったおやつなどがおすすめです。
1日に食べるおやつの量は、200kcal程度が目安。1日3食の食事におやつを上手に取り入れてバランスのいい食事を目指しましょう。
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