クリーミーなソースが美味しいカルボナーラは、子どもから大人まで幅広い世代に人気のパスタ。
日本でよく食べられているカルボナーラと本場イタリアのカルボナーラは少し違うとご存じでしたか?
今回のコラムでは、カルボナーラの名前の由来やカレー粉を加えたアレンジカルボナーラのレシピをご紹介します。
美味しく作るためのポイントもぜひチェックしてみてください。
目次
◆カルボナーラとはどんな料理?
クリーミーな卵のソースをからめたパスタに粗挽き黒こしょうをかけて仕上げるカルボナーラは、イタリアのローマが発祥の料理だと言われています。
名前の由来は諸説ありますが、イタリア語で炭火を意味する「カルボーネ」を語源とする説が有力だとされています。
炭の上で調理した際にパスタに炭の粉が落ちたのを黒こしょうをかけて再現したものだという説やカリカリに焼けたベーコンが炭に見えるからという説があります。
また、炭焼き職人がよく作っていたからという説もあるそうです。
日本では卵と生クリームをソースに使用したカルボナーラが多いですが、本場イタリアではソースに生クリームを使わないものが一般的です。
卵とチーズ、パンチェッタ、黒こしょうなどで作ったソースとパスタで作ります。
日本のカルボナーラよりも濃厚でチーズの風味が強いことが特徴です。
◆カルボナーラを美味しく作るポイントは?
カルボナーラは全卵を使用するものや卵黄だけを使用するもの、生クリームを加えるものなど、さまざまな作り方やレシピがあります。
卵を使ったソースなので、加熱しすぎると卵が固まってスクランブルエッグ状になってしまいます。
とろみのあるなめらかなソースに仕上げるためには加熱しすぎないことが大切です。
作り方もいろいろとありますが、今回は2つの方法を紹介していきます。
・余熱で仕上げる
フライパンでベーコンなどを炒め、ゆでたパスタを加えたら火を止めて混ぜておいたソースの材料を加えて手早く混ぜ合わせます。
ポイントは余熱で調理すること。火を止めることで卵に適度に火が入り、なめらかなソースになります。
温度が下がりすぎてしまった時は少しだけ火をつけて温度を上げましょう。
・ボウルで混ぜ合わせる
ソースの材料をボウルに合わせ、具材やゆでたてのパスタを加えて混ぜ合わせれば出来上がりです。
火が通り過ぎる心配がないので、初心者さんにも手軽に作れる方法です。
とろみを強くしたい場合は、湯煎にかけて少し混ぜると調整できますよ。
温めすぎると卵が固まってしまうので様子を見ながら行ってくださいね。
・パスタは太めがおすすめ
濃厚なカルボナーラにはソースがよくからむ太めのパスタがおすすめです。
スパゲッティなら1.6㎜以上のものがおすすめ。平打ち麺のフェットチーネもよく合います。
◆レシピ|カレーカルボナーラ
基本のカルボナーラのソースにカレー粉を加えたアレンジレシピです。
カレー粉のスパイシーな風味が食欲をそそりますよ。ソースとパスタをボウルで混ぜ合わせることで、火が通りすぎる心配もなく手軽に作れます。
【材料(1人分)】
スパゲッティ…80g
薄切りベーコン…1枚
キャベツ…1枚
にんにく…1/2片
卵…1個
A生クリーム…大さじ3
A粉チーズ…大さじ2
Aカレー粉…小さじ1
A塩…少々
オリーブ油…大さじ1/2
粗挽き黒こしょう…少々
【作り方】
下準備:鍋に1ℓの湯を沸かして、塩10g(分量外)を加える。
①ベーコンは1㎝幅に切り、キャベツは一口大に切る。にんにくはみじん切りにする。
②ボウルに卵を溶きほぐし、【A】を加えて混ぜ合わせる。
③フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて弱火にかける。香りが出てきたら、ベーコンとキャベツを加えてしんなりとするまで中火で炒める。
④沸騰した湯にスパゲッティを加え、袋の表示通りにゆでる。
⑤②のソースに③と水気をきった④を加えて混ぜ合わせる。皿に盛り、粗びき黒こしょうをふる。
【ポイント】
・パスタと具材は温かい状態でソースと混ぜ合わせてください。
・ソースのとろみ加減が足りない時は、湯煎にかけて好みの加減になるまで混ぜ合わせてください。
火を通しすぎると卵が固まってしまうので注意してくださいね。
・粗挽き黒こしょうはたっぷりとかけると美味しいです。
このレシピを動画で見てみる
◆おうちでカルボナーラを作ろう!
カルボナーラの名前の由来や美味しく作るポイント、アレンジカルボナーラのレシピをご紹介しました。
卵黄だけを使用するとより濃厚な風味のソースになりますし、生クリームの代わりに牛乳や豆乳を使用するとあっさりとした風味に仕上がります。
お好みでいろいろなレシピを試してみるのも楽しいですね。
ソースに火を通しすぎないことがなめらかなソースに仕上げるポイントです。
ぜひ、ぜひおうちでも美味しいカルボナーラを作ってみてくださいね。
◆健康維持のためにはバランスのいい食事が大切
健康維持のためには、栄養バランスのいい食事を継続することが大切です。
主食、主菜、副菜がそろった定食形式で食事を用意するといろいろな食材を食べられるので、自然とバランスがとりやすくなりますよ。
パスタがメインの献立は炭水化物が多くなりがちなので、サラダやスープなども一緒に食べて足りない栄養を補うようにしたいですね。
しかし、毎食栄養バランスを考えて自炊をするのはなかなか大変ですよね。
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