レモンでストレス解消!美肌効果にも期待

レモンでストレス解消!美肌効果にも期待

黄色く、さわやかな香りと酸味が魅力のレモン。そのまま食べるのには酸味が強く、あまり向きませんが、料理や飲み物の味付け、香りづけにとても重宝する果物ですね。今回はレモンの栄養や健康効果をご紹介するとともに、さっぱりとしたレモンケーキの作り方をご紹介します。

レモンとはどんな食材?

レモンはミカン科ミカン属の柑橘の実で、その原産地はインドから中国南部にかけてだとされています。シルクロードを経て地中海にもたらされ、10世紀中ごろより地中海沿岸で栽培されるようになりました。
そののち、12世紀前後には食用の果物としてヨーロッパにも伝わり、コロンブスによってアメリカに持ち込まれました。
日本に伝わったのは明治時代のことで、『日本果物史年表』には、1875年(明治8年)4月に、アメリカからオレンジやいちご、ホップなどと共に持ち込まれことが記載されているということです。

レモンに含まれる栄養価

・ビタミンC

ビタミンCは抗酸化作用が強く、私たちの皮膚や血管が活性酸素で傷づくのを防ぐ働きがあります。また、皮膚や粘膜の細胞同士をつないでいるコラーゲンの生成を担っています。そのため、肌を美しく保ったり、粘膜を丈夫にしてウイルスや細菌が体内に侵入するのを防ぐ働きを高めたりしています。
さらに、私たちの体は身体的、精神的にストレスを受けるとアドレナリンなどの抗ストレスホルモンが放出されています。これらのホルモンは大量のビタミンCを消費するため、不足することがないように、日々摂取しておく必要があります。

・クエン酸

クエン酸は柑橘類の酸味を構成する成分の一つです。疲労回復の働きがあることはよく知られていますね。
私たちが取った炭水化物や脂質をはじめとする栄養素は、ビタミン類によりさまざまな組織を作ったり、エネルギーへと変換されたりしています。そのうち、エネルギーを作るサイクルを上手く働かせるのがクエン酸の重要な役割の一つで、この働きをクエン酸回路と呼びます。

・リモネン

リモネンはレモンなどの柑橘系の果物の皮などに含まれる、甘酸っぱい爽やかさを感じる香り成分で、菓子やパン製品などの香りづけとして利用されています。
リモネンにはリラックス効果、血行促進効果や、脂肪を分解する働きを高める効果、食欲増進効果などがあることが知られています。
なお、リモネンを含む柑橘系の精油がアロマオイルとして販売されていますが、濃度の高い精油を体に付けて紫外線を浴びると、シミやそばかすを誘発することがあります。
さまざまな薬効を含んではいますが、利用する際は夕方以降がおすすめです。

レモンのおすすめレシピ

【レモンケーキ】

レモンケーキ

パウンドケーキよりもあっさりといただけるレモンケーキは、ガトーウィークエンドとも呼ばれています。レモンの香りと酸味で爽やかな味に仕上がり、一年を通して楽しむことができるケーキに仕上がります。
今回ご紹介するパウンド型で作るだけでなく、カップケーキ型やレモン型など、お手持ちの形でお試しくださいね。
【材料】    18cm×10cm×10cmのパウンド型1個分
≪レモンケーキ≫
・バター     100g
・グラニュー糖  60g
・卵       2個
・レモン     1個
・薄力粉     100g
・ベーキングパウダー  小さじ1/2

材料

≪レモングレーズ≫
・粉糖      60g
・レモン汁    大さじ2程度
【下準備】
① テフロン加工されていない型を使用する場合は、内側全体に薄く溶かしたバターを塗り、一度冷やし固めてから薄力粉を振るっておくか、型に合わせたサイズに切ったオーブンシートを敷きこんでおきます。
② バター、卵は室温に出し、同じ温度にしておきます。
③ レモンの皮は黄色い部分のみをすりおろし、果汁を大さじ1杯絞っておきます。
【作り方】
① バターをボールに入れ、グラニュー糖を加えしっかりと泡立てるように混ぜます。

作り方①

② 室温に戻した卵を溶きほぐし、少しずつ①に加えながら、全体が滑らかになじむように混ぜ合わせます。途中すりおろしたレモンの皮を加えます。
③ 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい、②に加え、ダマがのこらないように混ぜ合わせます。

作り方③

④ 最後にレモン汁を加え、全体を混ぜ合わせたら型に流し込み、2~3度トントンとテーブルなどに軽く落とし、中の大きな気泡を抜きます。
⑤ 180℃のオーブンで、パウンド型の場合は25分、小さな型の場合は15分程度焼きます。
※型のサイズやオーブンの種類により、温度や焼き時間に違いが出てきます。途中竹串を刺して焼け具合を確認し、調整してくださいね。
⑦焼きあがれば型を外し、網に乗せて冷ましておきます。
【仕上げ】
① ボールに粉糖を入れ、レモン汁を少しずつ加えながら混ぜ、トロトロとしてスプーンですくうと一瞬流れた後が残る程度の型さに整えます。

仕上げ①

② しっかりと冷めたレモンケーキを網に乗せ、上から①のレモングレーズをかけて仕上げます。

仕上げ②

レモンレシピのまとめ

世界中で愛されているフルーツの一つ、レモン。飲用、食用としてはもちろん、洗剤としても利用されています。
リモネンを多く含む皮のしぼり汁は油や発泡スチロールを溶かす働きがあります。キッチンの油汚れをこすり落としたり、子どもと作る工作で、皮のしぼり汁を含ませた筆で発泡スチロールに文字や絵を描き、スタンプを作ったりすることもできますよ。

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