魚は健康に良いと言われていますが、中でも鯖は優秀なお魚です。
今日は鯖にスポットを当てて、栄養価や効能など詳しく解説していきたいと思います。
また、鯖を使った美味しいサラダレシピもご紹介するので、ぜひ作ってみてくださいね!
目次
〜鯖とはどんな魚?〜
鯖は日本以外でも世界各地で食されるお魚です。
種類も4種類に分かれ、よくスーパーに置かれているマサバ、ゴマサバの他にグルクマ、ニジョウサバが存在します。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
・マサバ
お腹側が無地の銀白色をしています。
背中側には斑点模様が付いています。
・ゴマサバ
お腹側には黒い斑点が付いています。
背中側はマサバと同様、斑点模様が付いています。
・グルクマ
背中に斑点列があり、日本では南西諸島のみで捕獲されています。
・ニジョウサバ
あまり捕獲されないとても稀なサバです。
側線が腹側と背中側に分岐します。
この他に、ノルウェーサバと言って、大西洋で獲られるサバがいます。
腹側は無地の銀白色をしており、背中には曲線模様があります。
日本の海には生息しておらず、ノルウェーから冷凍して輸入されています。
〜鯖の旬はいつ?〜
鯖は産卵期を4〜6月に終えます。
その後産卵で痩せ細った鯖は、再び餌をたくさん食べて脂肪を蓄えるようになります。
脂肪がいっぱいになった鯖は脂身が乗って、絶頂の美味しさを感じることができます。
そんな鯖の旬は、脂肪が蓄えられた晩秋から2月ごろです。
秋に獲れたさばを秋鯖、冬に獲れたさばを寒鯖と呼んでいます。
この時期の鯖の脂肪は、約20%にも及ぶそうです。
ちなみにこの旬に該当する鯖はマサバとノルウェーサバで、その他の鯖は別の時期が旬になります。
鯖の種類により旬の時期が異なるのです。
ちなみにゴマサバは夏が旬になります。
〜鯖の保存方法〜
鯖は青魚に分類されます。
青魚はとても痛みやすく、冷蔵保存では2日ほどで悪くなってしまいます。
丸々1匹の場合は、しっかりと内臓を取り除き、3枚におろしてから水気を拭き取り1枚ずつラップをして冷蔵庫へ入れます。
購入したその日に食べるのが理想です。
どうしても長く保存したい場合は、冷凍保存するようにしましょう。
冷凍保存する際も、冷蔵保存と同様、3枚におろしてからラップで1枚ずつ包み、更にフリーザーパックに入れて冷凍庫へ入れます。
冷凍した場合は、2〜3週間を目安に食べ切るようにしましょう。
〜鯖に含まれる栄養価〜
・たんぱく質
鯖100gあたり約20g含まれます。
20gはヒトが1食分で摂取すべき量に該当します。
鯖を食べるだけで、1食分の十分なたんぱく質を摂取することができるのです。
・鉄分
貧血気味の方におすすめです。
鉄分が不足すると、身体に酸素が充分行き渡らなくなり、頭痛や疲れやすくなるといった症状の原因にもなります。
ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂取すると、吸収率が高くなります。
たんぱく質たっぷりな鯖は、鉄分吸収に最適な食材と言えるでしょう。
・EPA
血液をサラサラにしてくれる成分です。
生活習慣病予防におすすめです。
悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす働きもあります。
・DHA
脳や神経細胞の働きを活性化させるため、記憶力向上や、精神安定、ストレスの緩和にも良いと言われています。
・ビタミンB12
代謝に欠かせないビタミン。
その他、赤血球の生産にも関わる大事な栄養素です。
不足すると、貧血などの症状を引き起こします。
〜鯖の美味しい食べ方〜
鯖はそのまま焼き魚としてもお楽しみ頂けます。
その他、味噌煮にするのもおすすめですし、唐揚げにするのも美味しいです。
意外と思われるかも知れませんが、カレーやサラダにするのもおすすめですよ!
今日は鯖を使ったサラダのレシピをご紹介したいと思います。
〜鯖とりんごのサラダ〜
ビタミンに食物繊維、たんぱく質、カルシウム。
栄養価も豊富なサラダレシピです。
チーズのパンチとさばの塩気。
りんごの甘酸っぱさでさっぱりとした味わい。
味も不思議と喧嘩せず、しっかりまとまります。
ついついやみつきになってしまうサラダメニューです。
おつまみにも合いますよ!
材料(2人分)
鯖水煮缶…鯖の身25g
りんご(王林)…1/2個
かいわれ大根…1/3
ゴルゴンゾーラチーズ…20g
○レモン汁…小さじ1
○オリーブオイル…小さじ2
○塩…ひとつまみ
作り方
①鯖の身はほぐす。
りんごは細かく切る。
かいわれ大根は根本を切り落とす。
②ボウルに①とゴルゴンゾーラチーズ、○を加えよく混ぜ合わせる。
【このレシピのコツ・ポイント】
・チーズはクリームチーズを使えばまろやかな味わいに仕上がります。
チーズによって色んな味が楽しめるのも魅力なので、カッテージチーズなどお好みのチーズを使って作ってみてくださいね!
〜鯖レシピのまとめ〜
今回は鯖について詳しく解説していきました。
1年中比較的手に入りやすいですし、美味しさだけでなく安価なのも鯖の魅力です。
また、栄養価も豊富。
健康やメンタルの健康にも、鯖はぜひとも食べていただきたい食材です。
焼き魚から、煮魚、サラダまで。
様々な調理法があるので、今回ご紹介したサラダはもちろん、色んな料理に挑戦してみるのも良いかと思います。
ですが、やはり魚を調理するのは臭いだったり、面倒な部分もあったりでなかなか手が出ないものですよね。
でも、健康のためには魚を摂りたい。
そんな方には、シルバーライフのまごころケア食がおすすめです。
こちらは栄養バランスがしっかり考慮されたお弁当です。
管理栄養士監修なので、安心してお召し上がりいただけます。
主菜に副菜3品が付いており、ボリュームも満点。
魚はもちろん、野菜もたくさん召し上がることができるので、健康を考えたい方、ヘルシーな食事をされたい方にぴったりなお弁当内容に仕上がっています。
調理法も電子レンジで加熱するだけなので、誰でも簡単にできます。
たった3分ほどと加熱時間も短いですし、食べたい時にサクッと手間なく頂くことが可能です。
冷凍保存可能なので、ストックしておけば重宝します。
料理したくない時、
最近の栄養バランスが気になる時、
そんな時にあるととても便利ですよ。
普段の食生活のお供に、ぜひまごころケア食を活用してみてはいかがでしょうか?
記事一覧へ戻る