子どもから大人まで幅広い世代に人気の「ミートソースパスタ」。
シンプルなものも美味しいですが、なすやパプリカ、ブロッコリーなどの野菜をプラスするとまた一味違う味わいになります。
今回はランチにもピッタリ!なすを加えたミートソースパスタの作り方を詳しく紹介していきます。
目次
◆ミートソースは日本生まれのパスタ?
ひき肉やトマトなどで作るソースをかけた「ミートソースパスタ」は子どもから大人まで幅広い世代に人気がある洋食メニューのひとつ。
ミートソースは、玉ねぎやにんじんなどの香味野菜をみじん切りにしてひき肉と炒め、トマトなどと一緒に煮込んで作ります。
ミートソースは、日本で独自に広まったパスタで、パスタの本場イタリアには存在しない料理です。
日本で食べられているミートソースパスタは、アメリカ大陸に渡ったイタリア系の移民が作りはじめたものが戦後にアメリカから伝わり、それを日本人好みになるようにアレンジしたものだと言われています。
イタリアにはミートソースとよく似た料理で「ボロネーゼ」というパスタがありますが、味付けや使用するパスタの種類などに違いがあります。
ボロネーゼの正式名称は「ラグー・アッラ・ボロネーゼ」といい、「ボローニャ風のラグー」という意味です。
ボローニャはイタリア北部にある街のことで、ラグーとは肉や野菜などを煮込んだ煮込み料理のことです。
ボロネーゼは玉ねぎやにんじんなどの香味野菜とひき肉を炒め、赤ワインとトマトの水煮などで煮込んで作るものが一般的です。
ミートソースはケチャップなどを使用した少し甘めの味付けが特徴ですが、ボロネーゼはワインを多く使って煮込むことが特徴で、ミートソースほど甘さはありません。
また、ミートーソースパスタにはスパゲッティを使用しますが、ボロネーゼにはタリアテッレという平打ち麺を使用することも大きな違いのひとつです。
◆レシピ|なすのミートソースパスタ
うまみたっぷりなミートソースと食べ応えのあるなすの相性が抜群!ミートソースは玉ねぎなどの香味野菜をじっくりと炒めることが美味しく作るポイントです。
【材料(2人分)】
スパゲッティ…160g
合いびき肉…150g
なす…2個(160g)
玉ねぎ…1/2個
にんじん…1/4本
セロリ…1/3本
にんにく…1片
赤ワイン…大さじ2
Aトマトの水煮…200g
A水…100ml
Aトマトケチャップ…大さじ2
A顆粒コンソメ…小さじ1
オリーブ油…大さじ2
パセリのみじん切り…少々
粉チーズ…少々
塩・こしょう…各少々
【作り方】
①玉ねぎ、にんじん、セロリ、にんにくはそれぞれみじん切りにする。なすは1㎝幅の輪切りにしてさっと水にさらし、水けをきる。合いびき肉に塩少々をふる。
②フライパンにオリーブ油大さじ1を中火で熱し、なすを両面焼く。火が通れば取り出しておく。
③②のフライパンに残りのオリーブ油とにんにくを入れて弱火にかける。香りが出てきたら、玉ねぎ、にんじん、セロリを加えて中弱火で5分ほどじっくりと炒める。
④合いびき肉を加えて中火でさらに炒める。肉の色が変わったら、赤ワインを加えてアルコールを飛ばす。【A】を加えて混ぜ、ふたをして沸騰したら弱火で約20分煮る。
⑤なすを戻し入れて軽く煮て、塩・こしょうで味を調える。
⑥鍋に2ℓの湯を沸かし、塩を20g加える。スパゲッティを加えて袋の表示より30秒短くゆでてザルにあげ、湯をきる。
⑦⑥を皿に盛り、⑤をかける。パセリのみじん切りを散らし、お好みで粉チーズをふる。
【ポイント】
・スパゲッティは1.6㎜を使用しました。
・玉ねぎやにんじんなどのみじん切りはフードプロセッサーを使ってもO Kです。
・なすは水にさらしすぎるとポリフェノールなどの栄養素が水に溶け出してしまうので、時間は短めにするのがおすすめです。
・パスタがくっつかないように時々混ぜながらゆでてください。
◆ミートソースパスタにおすすめの副菜
しっかりとした味付けのミートソースパスタには、あっさりとした生野菜のサラダやスープを組み合わせるのがおすすめです。
野菜をたっぷりと使用することでミートソースパスタに不足している栄養素を補うことができ、バランスも良くなります。
・おすすめのサラダ
グリーンサラダ
シーザーサラダ
ブロッコリーとツナのサラダ
キャロットラペ
アボカドとえびのサラダ
コールスロー
・おすすめのスープ
オニオンスープ
具沢山野菜のコンソメスープ
キャベツとベーコンのコンソメスープ
コーンポタージュ
きのこの豆乳スープ
クラムチャウダー
◆まとめ
なすが入ったボリュームたっぷりなミートソースパスタのレシピを紹介しました。
ミートソースは冷凍しておくこともできるので、時間がある時にまとめて作っておくのも便利です。
ミートソースはパスタだけでなく、グラタンやドリアなどさまざまな料理にアレンジすることもできますよ。休日のランチにもおすすめです。
ぜひ、手作りのミートソースパスタを作ってみてくださいね。
健康維持のためには、バランスのいい食事と適度な運動、質のいい睡眠が欠かせません。
食事を1日3食規則正しく食べることで、体内のリズムも整いますよ。
さまざまな食材をバランスよく食べるためには、主食、主菜、副菜がそろった定食形式で食事を用意するのがおすすめです。
パスタやカレーライスなどの料理は単品で食事を済ましてしまうこともあるかと思います。
しかし、単品メニューでは栄養が偏ってしまいがちです。
サラダやスープなどの副菜もプラスすると不足している栄養素を補うことができ、バランスが良くなります。
ぜひ、定食形式での食事を心がけてみてくださいね。
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