豚天を美味しく作るポイントとは?レシピを紹介!

豚天を美味しく作るポイントとは?レシピを紹介!
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自宅で天ぷらを作った時に、衣がべちゃっとしてしまった、具材に火が通っていなかったといった経験はありませんか?

天ぷらを上手に作るためには、衣の作り方や油の温度にポイントがあります。

天ぷらを美味しく作るためのポイントと薄切り豚肉で手軽に作れる「豚天」レシピを紹介します。

◆天ぷら作りは難しい?

天ぷら作りは難しい?

天ぷらは、野菜や魚介類、肉類などに小麦粉や水、卵で作った衣をつけて油で揚げた料理です。

天ぷらの調理法は室町時代にポルトガルから伝わったとされています。

当時、油はとても貴重なもので、天ぷらは高級な料理だったそうです。その後、江戸時代には油の生産量が増えて天ぷらが屋台料理として食べられるようになり、庶民にも広まっていったと言われています。

自宅で天ぷらを作ると衣がべちゃっとしてしまう、中まで火が通っていなかったといったことはありませんか?

食材に衣をつけて揚げるというシンプルな調理法の料理ですが、美味しく作るのが意外と難しい料理でもありますよね。

からっと揚がった天ぷらを作るためには、衣の混ぜ方や油の温度の見極めがポイントになります。

ポイントを押さえれば、自宅でも出来立ての美味しい天ぷらを食べることができますよ。

◆天ぷらを上手に作る4つのポイント

天ぷらを上手に作る4つのポイント

天ぷらを美味しく作るためのポイントを4つ紹介していきます。

・衣の材料は冷蔵庫で冷やしておく

天ぷらの衣を作るために必要な材料は主に、小麦粉、卵黄、水の3つです。

サクッとした食感の衣を作るためには、小麦粉のグルテンが出ないように調理する必要があります。

グルテンはタンパク質の一種で、粘着性と弾力があります。小麦粉と水を混ぜていると粘り気が出てくるのはグルテンによるものです。

天ぷらの衣には、小麦粉の中で最もグルテンの量が少ない薄力粉を使用しましょう。

温度が低い方がグルテンの形成が遅くなるので、衣の材料は冷蔵庫でよく冷やしておくことがポイントです。

衣を作るボウルも冷やしておくのがおすすめです。

・衣は混ぜすぎない

グルテンが出ないように衣を作るためには混ぜすぎないことも大切です。

衣の材料を合わせたら、粉気がまだ残っている程度で混ぜるのをストップしましょう。

混ぜる回数が多くなるとグルテンが出てくるので、さっくりと混ぜることがポイントです。

また、衣の温度が上がらないように揚げる直前に衣を作りましょう。

・食材の水分を拭き取る

食材に水分が残っていると衣がべちゃっとしてしまう原因にもなります。

えびやいかなどの魚介類や野菜は水気をペーパータオルでしっかりと拭き取ってから衣をつけましょう。

また、揚げている時に衣が剥がれないように食材に打ち粉をしておくのも効果的です。食材に薄力粉を薄くまぶしてから衣をつけることで薄力粉が接着剤のような役割をしてくれるため衣が剥がれにくくなりますよ。

・油の温度は160度〜180度が目安

油の温度は揚げる食材によっても変わります。野菜は160度が目安、魚介類などは170〜180度で揚げるとからっと揚がります。

温度計があれば簡単に温度を確認できますが、油に衣を少し落とした様子でも温度を確認することができますよ。

箸先に衣を少量つけて油に落とし、底まで沈んでゆっくりと浮き上がるくらいなら油の温度は160度くらいです。

180度は、衣が底まで沈まず、中ほどまで沈んですぐに浮き上がってきます。必ず温度を確認してから食材を加えるようにしましょう。

また、一度にたくさん揚げると油の温度が下がりやすくなるので、少量ずつ揚げることもポイントです。油は新しいものを使用する方がからっと揚がります。

◆レシピ|豚天

おつまみにもピッタリ!薄切りの豚肉にしょうゆやしょうがなどで下味をつけ、香ばしく揚げた天ぷらです。お好みでレモンをしぼってお召し上がりください。

レシピ|豚天

【材料(2人分)】
豚ロース薄切り肉…200g

Aしょうゆ…大さじ1
A酒…大さじ1
Aおろししょうが…小さじ1
A塩…少々

卵黄…1個分
水…100ml
薄力粉…100g
レモンのくし形切り…2切れ
サラダ油…適量

【作り方】

①豚肉と【A】をボウルに入れてもみ、約10分おく。

作り方①

②別のボウルに卵黄と水を加えて混ぜ合わせる。薄力粉を加えて粉が残る程度に箸でさっくりと混ぜる。

作り方②

③フライパンに2㎝程度のサラダ油を入れて170度に熱する。①を1枚ずつ②にくぐらせて油に落とし入れ、からっと揚げる。

作り方③

④油をきって皿に盛り、レモンを添える。

作り方④

【ポイント】
・衣に使用する材料は冷蔵庫で冷やしたものを使用しましょう。
・豚肉の下味におろしにんにくを加えても美味しいです。
・衣に青のりやカレー粉などを混ぜるとまた一味違う味わいが楽しめます。

◆まとめ

天ぷらを上手に作るための4つのポイントと「豚天」のレシピを紹介しました。

天ぷらを美味しく作るためには、衣の材料を冷やしておくことや混ぜすぎないこと、油の温度管理が大切になります。

ぜひ、ポイントをおさえて自宅でも出来たての美味しい天ぷらを楽しんでみてくださいね。

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この記事の作成者:松井さゆり(フードコーディネーター)
この記事の提供元:シルバーライフ

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