白菜のすき煮の簡単おいしいレシピ

白菜のすき煮の簡単おいしいレシピ
医師監修の冷凍弁当で手軽に健康生活を

くたくたに煮込んだ白菜とお肉のうまみたっぷりの「白菜のすき煮」。甘辛味でご飯が進むおかずです。

鍋一つで作ることができて、白菜もたっぷりと消費できますよ。白菜のすき煮の作り方をご紹介していきます。

白菜のすき煮について

すき煮とは、だし汁やしょうゆ、みりん、砂糖などで作った煮汁に具材を入れて煮込んで作る料理。すき焼き風の甘辛い味付けが特徴です。

すき焼きは少し特別な日の食事という感じですが、すき煮は普段の食事にも気軽に作ることができるおかずです。

お肉は牛肉や豚肉でもO K。切り落とし肉やこま切れ肉など、お手頃価格のお肉でも十分に美味しく仕上がります。

切り落とし肉は、特定の部位の肉を薄切りにしたもので、もも切り落としやバラ切り落としなどがあります。

こま切れ肉は不特定部位の肉の切れ端の薄切りを集めたもので、ももやバラ、かたなどさまざまな部位が混じっています。お好みで使い分けてみてくだいね。

他の具材は、白菜や白ねぎ、春菊、きのこ、しらたき、豆腐など、お好みの具材を組み合わせて作ることができます。

今回は牛肉と白菜を使用したすき煮レシピをご紹介します。

くたくたに煮込んだ白菜とお肉のうまみたっぷりでご飯が進みますよ。寒い季節にも嬉しいメニューです。

白菜の選び方と保存方法

白菜の選び方と保存方法とは?

白菜は、11月〜2月頃に旬を迎える野菜です。白菜は大部分が水分でできているので、100gあたり14㎉ととても低カロリー。

風邪予防や免疫力アップに効果的なビタミンCや腸内環境を整える働きがある食物繊維、むくみの解消に効果的なカリウムも豊富に含まれています。

白菜は加熱するとカサが減って量を食べられるので、食物繊維を効率的に摂取することができます。

白菜は、ずっしりと重みがあり、切り口がみずみずしいものを選びましょう。葉が隙間なく詰まっているものが美味しいです。

丸ごと購入した場合は、新聞紙に包んで冷暗所で保存します。カットされているものはラップに包んで冷蔵庫で保存しましょう。

レシピ|白菜のすき煮

レシピ|白菜のすき煮

白菜と牛肉、したらきで作るすき煮です。甘辛味でご飯が進みます。お好みで、温泉卵を加えて絡めながら食べても美味しいです。

【材料(2人分)】
牛切り落とし肉…160g
白菜…1/8個(約250g)
しらたき…100g

A水…100ml
Aしょうゆ…大さじ3
A酒…大さじ3
Aみりん…大さじ3
A砂糖…小さじ1

一味唐辛子…少々

【作り方】
①白菜は葉と軸に分け、葉はざく切りにして軸はそぎ切りにする。鍋に湯を沸かし、しらたきを加えて2〜3分ゆでる。ザルにあげて水けをきり、食べやすい長さに切る。

作り方①

②鍋に【A】と白菜の軸を入れて中火にかける。沸騰したら牛肉としたらきを加えて2〜3分煮る。アクが出てくれば取り除く。

作り方②

③白菜の葉を加えて蓋をして、さらに4〜5分煮る。煮えたら皿に盛り、一味唐辛子をふる。

作り方③

【ポイント】
・白菜の軸は火が通りにくいので最初に加えることがポイントです。やわらかくなり味がよく染みます。
・一味唐辛子はお好みで加えてください。

白菜のすき煮のおすすめ献立

白菜のすき煮は甘辛いしっかりとした味付けなので、副菜にはあっさりとしたものがよく合います。例えば、下記のような副菜がおすすめです。

・ほうれん草のおひたし
・もやしのナムル
・いんげんの胡麻和え
・野菜サラダ
・トマトのマリネ
・水菜と油揚げの煮浸し
・わかめときゅうりの酢の物
・きゅうりの浅漬け
・豆腐とわかめのお味噌汁
・きのこのお吸い物

ビタミンやミネラルが豊富な野菜の摂取目安量は1日350g以上です。その中で緑黄色野菜は120g以上、それ以外の野菜で230g以上摂取することが望ましいとされています。

副菜1品に使用される野菜の分量は1人分約70gなので、副菜を5皿分食べることができれば、1日に約350gの野菜を摂取することができます。

白菜は淡色野菜なので、緑黄色野菜を使用したおかずを組み合わせるとバランスが良くなりますよ。

お好みで組み合わせてバランスのいい献立を心がけましょう。

バランスのいい食事を!

バランスのいい食事を心がけよう!

甘辛味でご飯が進む白菜のすき煮レシピをご紹介しました。白菜は葉と軸を入れるタイミングをずらすことが美味しく仕上げるポイントです。

具材はそのほかにも春菊や白ねぎなど、お好みでアレンジしてみてくださいね。温泉卵をのせても美味しいのでぜひお試しください。

健康維持のためには、毎日バランスのいい食事を継続することが欠かせません。

そのためには、主食、主菜、副菜とバランスよく食べることが大切です。

また、バランスよく食べるためには、「まごわやさしい」食材を取り入れてみるのもおすすめです。

「ま」は大豆、小豆、黒豆、グリーンピース、空豆などの豆類です。
「ご」はごま。ごまには抗酸化作用の強いゴマリグナンが豊富に含まれています。
「わ」はわかめや昆布、ひじき、海苔、もずくなどの海藻類です。
「や」は野菜のことです。野菜にはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。
「さ」は良質なたんぱく質が豊富な魚のこと。体内で作ることができない必須脂肪酸のEPAやDHAが含まれています。
「し」はしいたけなどのきのこ類のことです。ビタミン類や食物繊維が豊富です。
「い」はじゃがいも、さつまいも、里芋などのいも類です。炭水化物やビタミンC、食物繊維などが豊富です。

1食で全ての食材を食べられなくても1日の食事でバランスがとれるように心がけることで栄養バランスが整いやすくなりますよ。

ぜひ、「まごわやさしい」食材を取り入れてみてくださいね。

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この記事の作成者:松井さゆり(フードコーディネーター)
この記事の提供元:シルバーライフ

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