今回は、筆者の1番好きな食べ物【スイカ】についてご紹介します!
スイカは分類上、果物ではなく野菜であるということは多くの方がご存じかと思います。
スイカの品種は20種類以上あり、年々糖度が高い品種が増え、ますます美味しくなっているようです。
スイカの成分の多くは水分ですが、水分だけでなく女性に嬉しい栄養素がたっぷり入った食材です。
目次
スイカの美味しい選び方
・表面の模様を見よう!
一般的なスイカの皮にある模様がはっきりしている物を選びましょう。更にこの模様は触ってみると凹凸があります。模様の無い部分が膨らんでいるのですが、この凹凸が触ったときによりはっきり分るものを選ぶと熟して糖度高いスイカを食べられますよ。
・ツルの付け根を見よう!
スイカは熟すとツルの付け根の部分がくぼみ、その周りが盛り上がってきます。ツルの付け根が平らで球状の表面に軸が出ているような物は未熟なスイカなので選らないようにしましょう。あまりスーパーで見ませんが、ツルが付いているスイカの場合は、ツルが緑色の物を選んでください。ツルが枯れている物は鮮度が落ちている証拠です。
ちなみに、スイカを叩けば美味しいスイカを選別できると言いますが、これはスイカが熟しているかどうかを判断するもので甘いスイカ=熟したスイカではないのでご注意ください。また、この叩いた時の音を聞き分けることもなかなか難しく慣れている人でないと区別できないようです。
スイカの保存方法について
スイカは購入したらすぐに食べることをお勧めします。スイカは収穫された時点で成長が止まり追熟しません。むしろ劣化が早いので購入後なるべく早めに食べると良いです。また、スイカは冷やし過ぎると甘みが弱くなってしまうので冷蔵庫保管はあまりお勧めしません。スイカが甘く感じる適正温度は、10℃前後と言われています。もちろんカットフルーツのスイカを購入した場合は、丸のままのスイカより痛むスピードが早いので冷蔵庫で保管してください。
スイカの美容効果について
スイカは、水分を多く含んだ食材ですが、その他に特に女性に嬉しい栄養素をたっぷりと含んでいます。是非この夏は積極的にスイカを食べてみてくださいね。
・リコピン
抗酸化作用でアンチエイジングの効果があるリコピン。トマトに多く含まれていることで有名な栄養素ですが、実はスイカはトマトの1.4倍ものリコピンを含んでいます。リコピンは、体脂肪燃焼効果もあるのでダイエット中の人も嬉しいですね。
また、リコピンは黄色のスイカには残念ながらほとんど含まれていないので、赤いスイカを選びましょう!
・β-カロテン
β-カロテンは抗発ガン作用で有名な栄養素です。体内でビタミンAに変換され、髪の毛や肌を健やかに保ち、肺などの呼吸器系の免疫力を高める働きもあると言われています。
β-カロテンは、リコピンと同様に水に溶けにくく、油に溶ける性質を持っています。なので、ヨーグルトと一緒に食べたり、サラダのトッピングとしてドレッシングをかけて食べることをお勧めします。ちなみに、そのまま食べる場合は、食後に食べると良いですよ。
・シトルリン
他の野菜や果物にはほとんど含まれない美容成分「シトルリン」が含まれています。アミノ酸の一種でコラーゲンの分解を抑える働きや紫外線から肌を守る効果が期待できます。
血管を若返らせ血流を良くすることでむくみのない美肌に整えてくれます。女性にはとても嬉しい効果ですよね。でも、この素晴らしい栄養素のシトルリンは、なんとスイカの身よりも皮に多く含まれているのです。その量は果肉の約2倍になります。今まで皮を捨てていた方、とっても勿体ないことをしていましたね!!外側の高い皮だけ剥いてあげれば、浅漬けなど使い道は無限大ですよ。これからは、皮も美味しくいただきましょう!
スイカを使った簡単レシピ
今回は、スイカを使ったシャーベットを作ってみます。種を取り除くのが手間ですが、後程お伝えする方法をやれば簡単に種を取り除くことが出来るのでお楽しみに!
【材料】
小玉スイカ…1玉
塩…ひとつまみ
レモン汁…大さじ1
【作り方】
1. スイカの種を綺麗に取り除き、塩とレモン汁と共にジップロックなどの調理袋に入れてスイカを手で潰す。
2. 冷凍庫に入れて30分おきに取り出して手で揉む。この工程を3,4回繰り返す。
3. スプーンで取り出してお皿に盛り付ければ完成です!
【コツ・ポイント】
・スイカの甘さが足りない場合は、お好みで砂糖を少量入れてみてください。
・ジップロックを使うと洗い物も削減できるので便利です。
・種を簡単に取り除く為のスイカの切り方
① 写真のようにスイカを横向きに切る。
② 断面の中心から見えている種に向かって切っていく。
この切り方をすると表面にスイカの種が見えるので取り除きやすいです。
※全ての種が取り除けるわけではありません。
スイカレシピまとめ
いかがでしたでしょうか。スイカは水分補給代わりの食べ物くらいにしか思っていなかった方もこれだけ栄養素が含まれていると分かればいつも以上にスイカを食べたくなっちゃいますね。一人暮らしの人はなかなかスイカ1玉買うことはないかもしれませんが、シャーベットを作っておけば、さくっとスイカが食べられて便利なので是非お試しくださいね。
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