ご飯にお好みの具材を混ぜて作る「混ぜご飯」は、具材の種類や味付けによってさまざまなアレンジができる料理です。
手軽に作れるので、忙しい時にも重宝しますよ。今回は、美味しくご飯を炊くためのポイントや油揚げを使った簡単混ぜご飯レシピを紹介します。
目次
◆「混ぜご飯」と「炊き込みご飯」の違いとは?
「混ぜご飯」と「炊き込みご飯」はどちらもご飯に具材が入っている料理で見た目はそれほど変わりませんが、作り方に違いがあります。
炊き込みご飯は、米とだし、調味料、肉、野菜などの具材を一緒に炊いて作る料理です。
一方、混ぜご飯は普通に炊いた白ご飯に肉や魚、野菜などの具材を混ぜて作ります。
ちらし寿司や韓国のビビンバも混ぜご飯の一種です。
ご飯に混ぜ込む具材は、焼き魚をほぐしたもの、肉と野菜を甘辛く炊いたもの、塩ゆでした野菜、生野菜、ツナなどの缶詰、お漬物などさまざまです。
味付けもしょうゆ味からカレー味、チーズ味など、使用する調味料を工夫することで和洋中といろいろな味付けが楽しめます。
炊き込みご飯は調味料や具材の味がご飯に染み込み、うまみのある仕上がりになります。
しかし、具材からも水分がでてくるので水加減を調整する必要があったり、野菜の色が悪くなってしまうこともあります。
混ぜご飯は、後から具材を混ぜ込むだけなので、手軽に作れることや味見をしながら味付けを調整できることがメリットです。
ボリュームのある具材を混ぜ込めば、ご飯とおかずを一緒に食べられるので、おかずが少なくても満足感があり、忙しい時にも重宝しますよ。
◆美味しいご飯の炊き方
美味しい混ぜご飯を作るために、ご飯も美味しく炊き上げたいですよね。
炊飯器で手軽に炊くことができますが、米の計量の仕方や洗い方、浸水の仕方など、ポイントを押さえることでさらに美味しいご飯を炊くことができますよ。
炊飯器でご飯を美味しく炊くためのポイントを5つ紹介していきます。
・米を正しく計量する
ご飯を美味しく炊くためには、米と水の割合が大切です。
米を計量カップに多めに入れて、指や箸などを使ってすりきり1杯を量るのが正しい計量の仕方です。
この時に米を押さえて容器に入れたりすると分量がかわってしまうので気をつけてください。
1カップは200mlですが、1合は180mlなので米専用の計量カップを使用しない場合は注意しましょう。
・最初に加えた水はすぐに捨てる
計量が終わったら、ザルとボウルを使用して米を洗います。
乾燥している米は水に浸かると急速に吸水します。
最初に加えた水には汚れや米のぬかが溶け出しやすいのでこの水を吸水しないようにすることがポイント。
米に最初に加えた水はすぐに捨てるようにしましょう。
・米は優しく洗う
再び水を注ぎ、手の指をたてて軽くかき混ぜて白くにごった水を捨てます。これを3〜4回ほど繰り返します。
力を入れてゴシゴシと洗ってしまうと米が割れてしまうので、力を入れず優しく洗うことがポイントです。
・30分浸水させる
水気をきった米を炊飯器の釜に入れ、米の量に合わせて目盛りまで水を注ぎます。
水はミネラルウォーターや浄水器の水を使用するとより美味しく炊くことができます。
水を注いだら、30分程度浸水させてから炊飯します。米の芯までしっかりと浸水させることで米がふっくらと炊き上がります。
夏は30分ほど、冬は2時間程度が浸水時間の目安です。
炊飯器によっては浸水の工程が機能に含まれているものもあるので、説明書をご確認ください。その場合は浸水させずに炊飯してO Kです。
・炊き上がったらふんわりと混ぜる
炊き上がったら、すぐに炊飯器の底からご飯をふんわりと混ぜます。混ぜることで余分な水分が飛び、水っぽくなるのを防ぐ効果があります。
混ぜずに長時間置いておくと米粒同士がくっついてしまうので、炊き上がったらすぐに混ぜましょう。
ご飯粒をつぶしてしまわないようにふんわりと混ぜること、混ぜすぎないことがポイントです。
◆レシピ|油揚げの混ぜご飯
カリッと炒めたちりめんじゃことコクのある油揚げが美味しい混ぜご飯です。油揚げを加えることでボリュームもアップ!
【材料(2人分)】
温かいご飯…300g
油揚げ…1枚
絹さや…4枚
ちりめんじゃこ…20g
Aしょうゆ…大さじ1/2
Aみりん…大さじ1/2
ごま油…小さじ1
【作り方】
①油揚げは横半分に切って5㎜幅の細切りにする。絹さやは筋を取り除いて、斜め細切りにする。
②フライパンにごま油を中火で熱し、①とちりめんじゃこを加えて炒める。絹さやに火が通り、ちりめんじゃこがカリッとしたら火を止めて【A】を加えて味付けする。
③ご飯に②を加えて混ぜ合わせれば出来上がり。
このレシピを動画で見てみる
◆混ぜご飯はアレンジ自在!
混ぜご飯は具材と味付けの組み合わせを工夫することで和洋中とさまざまなアレンジが楽しめます。
牛ごぼうや肉そぼろなど、お肉を使用した混ぜご飯はボリュームもあって満足感もあります。
鮭やさばなどの焼き魚の身をほぐして加えたり、鮭フレークなどを使用するのもお手軽です。
また、野菜や豆類を混ぜ込むとビタミンや食物繊維の摂取量も増えますし、ツナ缶やコーン缶など家庭に常備している缶詰を活用すれば、さらにお手軽に作ることができますよ。
春はたけのこやふき、夏はみょうが、秋はきのこ、冬は大根やかぶなど、旬の食材をたっぷりと使用すれば季節感もある一品になります。
ぜひ、お好みの食材と味付けでさまざまなアレンジも楽しんでみてくださいね。
◆まとめ
混ぜご飯はご飯に具材を混ぜて作るので食べたい分だけ作れることもメリットです。
肉や魚などを使用した混ぜご飯はボリュームもあり、簡単にお昼ご飯を用意したい時や夕食作りの時間がとれない時にも重宝します。
和洋中といろいろなバリエーションが作れるので、ぜひお好みの組み合わせで混ぜご飯を作ってみてくださいね。
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