上手に作るコツとは?「小松菜とえのきの煮びたし」の作り方

上手に作るコツとは?「小松菜とえのきの煮びたし」の作り方
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和食の定番料理のひとつでもある「煮びたし」は、短時間で手軽に作れてあと一品欲しい時にも重宝するおかずです。

「小松菜と油揚げの煮びたし」や「なすの煮びたし」などが定番ですが、その他にもさまざまな食材を使って作ることができます。

今回は、小松菜を使った定番の煮びたしのレシピと煮浸しにおすすめの食材について紹介していきます。

◆煮びたしはどんな料理?

「煮びたし」とはどんな料理?

煮びたしとは、しょうゆやみりんなどで味付けしただし汁と野菜や油揚げ、肉、魚などをさっと煮たもので、おだしを効かせて薄味に仕上げることが多い料理です。

食材と一緒にだし汁も味わう料理なので、器に盛り付ける際もだし汁をたっぷりとかけます。

魚は素焼きにしたり干したものを煮て作ることが多く、野菜はそのままだし汁で煮込んだり、あらかじめゆでる、焼く、揚げるなどの調理をしてからだし汁で煮込む場合もあります。

食材を揚げてからだし汁で煮るものを「揚げびたし」、食材を焼いてから煮るものを「焼きびたし」と呼びます。

煮びたしは、煮物に比べて煮込む時間が短いので手軽に作ることができて普段のおかずにも大活躍!

食材の組み合わせを変えることでさまざまなバリエーションも楽しめます。

◆小松菜とえのきの煮びたし

小松菜とえのきだけ、油揚げで作るシンプルな煮びたしです。

レシピ|小松菜とえのきの煮びたし

【材料(2人分)】
小松菜…1/2束
えのきだけ…1/2袋
油揚げ…1/2枚

Aだし汁…200ml
A薄口しょうゆ…大さじ1
Aみりん…大さじ1
A酒…大さじ1

【作り方】

①小松菜は4㎝長さに切り、葉と茎に分けておく。えのきだけは根元を切り落として、長さを半分に切る。油揚げはザルにのせて熱湯を回しかけて油抜きをしてから長さを半分に切って1㎝幅に切る。

作り方①

②鍋に【A】を入れて沸かし、小松菜の茎、えのきだけ、油揚げを加えて中火で2〜3分煮る。

作り方②

③小松菜の葉を加えてしんなりとするまでさらに煮る。器に煮汁ごと盛り付ければ出来上がり。

作り方③

【ポイント】
・食材の色をきれいに仕上げるために薄口しょうゆを使用するのがおすすめです。
・小松菜の葉と茎を時間差で加えて煮ることで食感よく仕上がります。
・だし汁は昆布とかおつの合わせだしを使用しました。かつおだしで作っても美味しいです。

◆だしのとり方

煮びたしはだしの風味を効かせた料理なので、美味しいだしを使って作るのがおすすめです。

ここでは、昆布とかつおの合わせだしのとり方を紹介していきます。

【材料】
水…600ml
昆布…6g
削り節(花がつお)…12g

【作り方】

①ペーパータオルで昆布の汚れをさっと拭き取る。
②鍋に水と昆布を入れて約10分おく。
③中弱火にかけて沸騰直前で昆布を取り出す。
④中火にして、沸騰してきたら削り節を加えて火を止める。
⑤削り節が底に沈んだら、ペーパータオルで静かにこす。

あまっただし汁は製氷皿などに入れて冷凍することも可能です。

煮びたしを手軽に作りたい場合はだしパックや顆粒だしを使用して作ることもできます。

顆粒だしを使用する際は、塩分が含まれているものも多いのでしょうゆの分量を調整してくださいね。

◆小松菜とえのきだけの選び方と保存方法

美味しい小松菜とえのきだけの選び方と保存方法

小松菜は緑の色が濃く、根元が太いもの、葉先までピンとしていてみずみずしいものが新鮮です。

購入後は新聞紙やペーパータオルで包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。2~3日で食べきるのがおすすめです。

えのきだけは、軸が太く全体的に白っぽくてハリがあるものが美味しいです。

購入後はペーパータオルで包んでビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

◆煮びたしにおすすめの食材

煮びたしにおすすめの食材は?

煮びたしによく使用される野菜は、小松菜やほうれん草、青梗菜、キャベツ、白菜などの葉物野菜、しいたけやしめじなどのきのこ類、なす、かぶ、かぼちゃなどです。

鶏肉や豚肉、えび、小魚、油揚げ、厚揚げなどもよく使用されます。

野菜だけでさっぱりとした副菜にしてもいいですし、野菜と肉や油揚げ、ちくわなどの練り物を一緒に煮てボリュームを出すこともできます。

野菜だけで作るなら、「なす」「菜の花」など1種類の野菜で作ったり、「白菜としいたけ」「ピーマンとパプリカ」など、お好みの野菜を組み合わせるのもおすすめです。

ボリュームを出すなら「白菜と厚揚げ」「キャベツと豚肉」「小松菜と鶏肉」などの組み合わせも美味しいです。

肉や油揚げなどを加えることでうまみが増して満足感もアップ!野菜をたっぷりと食べることができますよ。

また、暑い季節なら、なすやオクラ、トマトなどの夏野菜で作った煮びたしを冷蔵庫で冷やしてからいただくのもおすすめです。

◆まとめ

まとめ

煮びたしは薄めの味付けで素材の味を活かして作ることが多い料理なので、その時期の旬の野菜の美味しさを味わうのもいいですね。

食材の組み合わせを変えることでさまざまなアレンジもできるので、調味料の割合を覚えておくと重宝しますよ。

ぜひ、お好みの食材でだしのうまみたっぷりな煮びたしを作ってみてくださいね。

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この記事の作成者:松井さゆり(フードコーディネーター)
この記事の提供元:シルバーライフ

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