ノンカフェインのお茶 ルイボスティーの効果

ノンカフェインのお茶 ルイボスティーの効果

ルイボスティーとは

ルイボスは、南アフリカ共和国の西ケープ州ケープタウンの北に位置する、セダルバーグ山脈一帯に自生しているマメ亜科の植物です。針葉樹のような葉で、落葉するときには赤褐色になります。このルイボスの葉を乾燥させてお茶として利用したのがルイボスティーです。

ルイボスティーの歴史

南アフリカの先住民族のコイサン族は、ルイボスの葉を天日に干して乾燥・発酵させ、「不老長寿の飲み物」として日常的に飲んでおり、経験的にその効能を知っていました。

1650年代にはオランダやイギリスからの移民も、紅茶の代わりにルイボスを飲むようになりました。1904年、ヨーロッパで製茶産業にかかわるベンジャミン・ギンズバーグが輸出をはじめたことでヨーロッパを中心に世界に広まり、1954年からは南アフリカの国営事業として重要な輸出品となりました。

日本には1980年代に紹介され、ルイボスティーにはミネラルが豊富に含まれることなどから、健康志向の高まりとともに広まりました。

ルイボスティーの種類

・レッドルイボスティー

刈りとったルイボスの葉を発酵・乾燥させたものです。紅茶のような色と風味、ほのかに甘みがあります。一般的にルイボスティーというとレッドルイボスティーを指します。

・グリーンルイボスティー

刈りとったルイボスの葉を、発酵させずに乾燥させたものです。緑茶のようなさっぱりとした風味が特徴で、レッドルイボスティーよりも、ポリフェノール類のフラボノイドを多く含みます。発酵しないように管理が必要なため、レッドルイボスティーよりも価格は高めのことが多いようです。

ルイボスティーの特徴と効果

ノンカフェイン

カフェインには興奮作用や利尿作用などがあるほか、自律神経の働きを高めたり、集中力を高める、運動能力を向上させるなどの効果があり、適切に摂取することは健康維持にも役立ちますが、過剰摂取は健康を害する危険性もあります。

特に妊娠中の女性がカフェインを摂り過ぎると、生まれてくる赤ちゃんが低体重となる可能性があります。厚生労働省では妊娠した女性は、1日あたりのカフェイン摂取量を200㎎(マグカップ2杯分のコーヒー相当)に制限することを示しています。

カフェインはコーヒーだけではなく紅茶や緑茶にも含まれていますので、日常の水分補給の中にルイボスティー加えることで無理なくカフェインの摂り過ぎを防ぐことができます。また睡眠に影響しないため、夜に飲むお茶としても適しています。

タンニンが少ない

タンニンはポリフェノールの一種で強い抗酸化作用により過酸化脂質の生成を抑える効果や、脂肪の吸収を抑制する効果などが期待される一方、摂り過ぎると胃粘膜が刺激されて便秘の原因となることがあったり、鉄の吸収を阻害することがあります。

また渋味の成分であるため、小さな子どもは苦手な味でもあります。ルイボスティーに含まれるタンニンは他のお茶類と比べると非常に少量なので渋味がなく、子どもにも飲みやすいお茶です。

抗アレルギー作用

ルイボスティーに含まれるフラボノイドには、アレルギー症状を緩和する効果が期待されています。

アレルギー疾患は、アレルゲンに対してIgE抗体が過剰に生産されることが原因のひとつですが、フラボノイドは間接的にIgE抗体の産生を抑制し、好塩基球や肥満細胞がヒスタミンを産生するのを抑制することがわかっています。

またルイボスティーに含まれるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)様酵素にも、抗酸化作用や抗ヒスタミン作用があり、アレルギー症状の緩和が期待できます。

血糖値の上昇抑制作用

ルイボスに特有の成分であるアスパラチンはフラボノイドの一種で、発酵させていないグリーンルイボスに多く含まれています。非常に強い抗酸化力によって活性酸素を除去し、血糖値の上昇を抑制したり、メタボリックシンドロームの予防などに効果が期待されています。

ルイボスティーの栄養

マグネシウム

体内のマグネシウムの半分以上が骨や歯に含まれており、残りが筋肉や脳、神経などに存在しています。300種類以上の酵素を活性化する働きがあり、筋肉の収縮や神経情報の伝達、体温や血圧の調整にもかかわっています。

マグネシウムが不足すると骨の形成に悪影響を及ぼしたり、不整脈や高血圧、筋肉のけいれん、抑うつ感などを引きおこすことがあります。

カルシウム

体内に存在するミネラルの中で、最も多いのがカルシウムです。

そのほとんどが骨や歯に含まれていますが、ごく一部はカルシウムイオンとして血液や筋肉、神経内などに存在し、正常な血液凝固にかかわり、心筋の収縮作用を増進したり、筋肉の興奮を抑制する働きがあります。

骨格を形成するために重要なミネラルであり、不足すると骨の未発達や骨粗しょう症の原因となることがあります。

カリウム

体内のカリウムのほとんどが細胞内液に存在していますが、ごく一部はリンパ液や骨にも含まれています。

カリウムはナトリウムとお互いにバランスをとりながら、細胞内液の浸透圧を一定に保ったり、神経の興奮や筋肉の収縮にかかわっています。ナトリウムを体外に排出しやすくする作用によって塩分の摂り過ぎを調整し、高血圧の予防効果が期待できます。

亜鉛

亜鉛は体内では骨格筋や骨、皮膚、肝臓、脳、腎臓など、多くの器官に存在し、タンパク質の合成にかかわる酵素の材料となります。新陳代謝やエネルギー代謝、免疫反応などを正常に保つために必要です。

ルイボスティーのレシピ

ルイボスティーは、商品を開封後は密閉できる容器に入れ替え、高温・多湿を避けて冷暗所で保管しましょう。

煮出したルイボスティーは、粗熱がとれたら清潔な容器に入れ替え、冷蔵庫で数日保存できますが、できるだけ早く飲み切るようにしましょう。

【ルイボスティーの豆乳ラテ】

【ルイボスティーの豆乳ラテ】

【材料】

・ルイボスティー       5g
・水             500ml
・豆乳            200ml

お好みで、

・砂糖
・シナモン、クローブなどのスパイス

 

【作り方】

1,鍋にルイボスティーと水を入れて沸騰させます。

2.沸騰したら火を弱め、10分煮出します。

作り方②

3.豆乳を加えて軽く沸騰したら火を止めて、茶こしで茶葉をとり除きます。ホールスパイスを使うときは、豆乳と同じタイミングで入れます。

作り方③

4.カップにつぎ分けてできあがりです。砂糖やパウダースパイスは、カップにつぎ分けてからお好みで入れましょう。

まとめ

ルイボスティーは南アフリカに自生するルイボスという植物で作ったお茶で、ミネラルやポリフェノールを豊富に含んでいます。さまざまな健康効果が期待でき、カフェインを含まないので、子どもや妊娠中の女性でも安心して飲むことができます。夏の水分補給にぜひとり入れてみましょう。

ビタミンやミネラル類は、さまざまな体の機能を調節する働きがあり、健康維持に欠かせない栄養素ですが、毎日バランスよく摂ることは難しいものです。

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