ネーブル・オレンジ・夏ミカン|柑橘類の栄養と効用

ネーブル・オレンジ・夏ミカン|柑橘類の栄養と効用

春の初め頃から初夏にかけて、オレンジやネーブル、八朔、夏ミカンなど、少し大きめの柑橘類がフルーツコーナーを賑わしていますね。

切ってそのままいただくのも、もちろんおいしいですが、時にはひと手間かけてデザートを楽しんでみてはいかがでしょうか?

ネーブルオレンジなど柑橘類の種類や特徴とは?

オレンジをはじめとする柑橘類の種類や特徴とは?

冬にこたつでいただくミカンやキンカンなどの小さめの柑橘類とは違い、春の声が聞こえるようになるころから市場に出回る、少し大きめのオレンジ。華やかな色やおいしそうな香りが春の訪れを感じさせてくれますね。

日本で消費されているオレンジの多くはアメリカからの輸入品ですが、原産地はインドのアッサム地方だとされています。季節により、バレンシアオレンジとネーブルが市場に出回ります。

最近では広島県、和歌山県をはじめとする柑橘類の産地でも、これらの生産が始まっているほか、「せとか」や「たんかん」など、さまざまな品種が市場に出回るようになりました。

中医薬膳学では、冬が旬のきんかんや温州ミカンなど小型の柑橘類は体をあたため、春から旬を迎えるオレンジやグレープフルーツ、文旦などは体を冷やす働きがあると考えられています。

柑橘類共通の効能としては、胃酸の分泌を促して食欲を増進したり、ストレスを緩和したりする効果があるとされています。

また、柑橘類は果肉の部分だけではなく、皮も加工をして食べたりお茶にしたりして利用することができます。甘く炊いて作るオレンジピール、温州ミカンの皮を干して作る生薬、陳皮は、その代表的なところですね。

オレンジは疲労回復の味方?

糖質

糖質は脂質、炭水化物とともに三大栄養素の一つとして数えられています。

特に、柑橘類に含まれるブドウ糖は速やかに吸収、分解されるので、運動や肉体労働で体力を消耗したときに速やかにエネルギーを補給することができます。また脳の唯一の栄養素でもあります。

クエン酸

クエン酸には、体内に溜まった疲労物質、乳酸を分解し、代謝を活発にする働きがあります。

また、吸収されにくいビタミンやミネラルを小さく分解することにより吸収を高めたり、食欲を増進させたりする作用があります。

ビタミンC

ビタミンCは骨や肌の細胞同士を網の目のようにつなぐコラーゲンの生成を担っています。

また、日焼けによるシミやそばかすの生成を抑える働きがあり、美容のビタミンともいわれています。

抗酸化作用が強く、血管の老化やがんの抑制にも効果が期待されています。

葉酸

葉酸はビタミンB群の一つで、ビタミンB12とともに赤血球の生産を行っているため、造血のビタミンと呼ばれています。

また、DNAやRNAの生成を助け、代謝を促進する働きがあり、妊婦が葉酸不足になると胎児が神経管閉鎖障害を引き起こすことがあります。

また、近年の研究では動脈硬化の予防やコレステロール値の低下に役立っている可能性があることが確認されています。

オレンジのティラミス風

オレンジのティラミス風

爽やかなオレンジを使い、ジューシーで夏にもさっぱりと食べられるデザートはいかがでしょうか?

今回はクリームチーズを利用しましたが、水切りヨーグルトを使うと、よりさっぱりといただくことができますよ。ご都合がよい方でお試しくださいね。

【材料】
・オレンジ・・・3個
・クリームチーズ・・・200g
・生クリーム・・・200cc
・砂糖・・・大さじ2
(生クリーム用)
・砂糖・・・適宜
(オレンジ用)
・スポンジケーキ又はカステラ・・・適宜
・チョコレート、ココアパウダー、ミントなど・・・各適宜

※クリームチーズの代わりにヨーグルトを利用するときは、ヨーグルト400gを、清潔なキッチンペーパーを敷いたザルの上にあけ、重量が200gになるまで水を切って作る水切りヨーグルトを利用してください。

【作り方】
①オレンジは2つ分の皮をむき、果肉を取り出しておきます。薄皮に果汁が残った場合は、絞って果汁を取っておきます。のこり1つは横半分に切り、果汁を絞っておきます。絞り汁の味を見て砂糖を加え、少し甘めに調整します。

②クリームチーズは室温に戻し、柔らかく練ります。生クリームに砂糖を加えて8分立てに泡立て、クリームチーズと混ぜ合わせます。

作り方②

③チョコレートは野菜の皮むき器などで薄く削っておきます。チョコレートが柔らかい場合は持つ部分にふんわりとたたんだラップフィルムを巻いて、手の熱で溶けないようにします。
固すぎる場合は指でこすって熱を加え、少し柔らかくすると、削りやすくなります。

④スポンジケーキまたはカステラは厚さ1cmに切り、さらに器のサイズに合わせて切って敷き込みます。

⑤スプーンなどで①のシロップをスポンジにしみこませ、②のクリーム、①のオレンジをふんわりと乗せ、③のチョコレート、ココアパウダーを振ります。
これを容器の高さいっぱいまで繰り返し、最後にオレンジと削ったチョコレートを彩りよく飾って仕上げます。

作り方⑤

普段の食事の栄養バランスを整えるために

ところで、普段の食事の栄養バランス、気にしておられますか?

健康のためにも、日々の食事の栄養バランスは整えたいけれど、どのような食材をどのように調理し、どれくらい食べるとよいのか?なかなか難しいですね。

しかも、仕事や日々の家事の合間にしっかりと考え、完璧に作るとなるとかなり大変です。

そんなときにおすすめなのが、「まごころケア食」のお弁当です。「まごころケア食」のお弁当は、管理栄養士が栄養バランスとおいしさをしっかりと考えて、こだわりの材料を使って作っています。

一食分ずつが冷凍で届くので、食べたい時に電子レンジでチンするだけでさっと用意できるのもうれしいですね。体のことを考えた食事をしたくても、忙しくて支度に手が回らない日、家族の食事の時間がバラバラなご家庭にも、便利ですよ。

オレンジレシピのまとめ

今回は疲労回復に効果的なオレンジを使って作る簡単なデザートをご紹介しました。

いつも食べているオレンジなどのフルーツも、ちょっと手を加えるだけで、華やかで目先が変わったデザートに仕上がります。

食事の支度は「まごころケア食」のお弁当でちょっと楽をして、たまにはデザート作りを楽しんでみてはいかがでしょうか?

冷蔵庫ではなく、冷凍庫で30分ほど冷やしておくと、アイスクリームのような冷たさと食感も楽しめ、暑い夏の日にもおすすめですよ。

この記事の作成者:真鍋 実穂(調理師)
この記事の提供元:シルバーライフ

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