はちみつの効果やおすすめレシピをご紹介

はちみつの効果やおすすめレシピをご紹介
医師監修の冷凍弁当で手軽に健康生活を

はちみつとはどんな食材?

はちみつはミツバチが花の蜜を集め、巣の中に貯蔵しているものです。ミツバチは体内に蜜を貯め、巣に戻って吐き出します。このときミツバチの唾液や体内に含まれている酵素が蜜の成分を分解することで、人が採取しているはちみつになります。

はちみつの歴史

紀元前6000年ころのスペインのラ・アラーニャ洞窟には、はちみつを採る人々の様子が壁画に描かれており、メキシコの古代マヤ文明では固有種のハリナシミツバチを使った養蜂が行われていたことがわかっています。1851年、アメリカの養蜂家ラングストロスが巣箱の中に巣枠を並べた養蜂箱を開発しました。さらに1865年、オーストラリアの軍人だったフルシュカ大佐が遠心分離機を使ってはちみつを採取する方法を考案したことでミツバチの巣を壊すことなくはちみつを採取できるようになり、ミツバチへの負担が軽減されただけではなく、味も収穫量も向上しました。これが近代養蜂の始まりといわれます。日本では「日本書紀」の中に養蜂について記されています。明治時代になって養蜂に適した西洋ミツバチが輸入されたことで、はちみつが一般家庭にも普及しました。

はちみつの種類

令和元年5月にはちみつについての公正競争規約が変更されました。それまではちみつ類として扱われていた「加糖はちみつ」「精製はちみつ」「はちみつに精製はちみつ、ローヤルゼリー、花粉などを添加したもの」がはちみつ類の定義から外され、公正競争規約が対象とする「はちみつ類」は4種類となりました。
・はちみつ
ミツバチが植物の花蜜を採集し、巣に貯えて熟成した天然の甘味物質。
・甘露はちみつ
ミツバチが植物の分泌液、または植物の分泌液を吸った昆虫の排出物を採集して巣に貯えて熟成した天然の甘味物質。
・巣はちみつ
新しくつくられて幼虫のいない巣に、ミツバチによって貯えられたはちみつまたは甘露はちみつで、巣の全体または巣の一部を封入したまま販売されるもの。
・巣はちみつ入りはちみつ
はちみつ、または甘露はちみつに巣はちみつを加えたもの。

はちみつは蜜源となる花によって香りや色、味などが異なります。蜜源となる花は非常に多くの種類がありますが、その一部を紹介します。
・レンゲ花はちみつ
レンゲ花はちみつは、日本原産のはちみつとして知られています。くせがなくまろやかな口当たりで、ほのかな花の香りがします。そのまま食べるのはもちろん、いろいろな料理に使うことができます。
・アカシア花はちみつ
レンゲ花はちみつと並ぶ、日本の代表的なはちみつです。すっきりとした上品な甘味が特徴です。
・ソバ花はちみつ
長野県などソバの産地で多く生産されています。黒糖のような濃い色と特有の香り、わずかな苦味が特徴です。
・ミカン花はちみつ
ミカンの産地で多く生産されています。粘性が強く、オレンジがかった色と柑橘系の香りが特徴です。
・クローバーはちみつ
北海道が主な産地です。海外でも人気のあるはちみつで色は淡く、上品でほのかな香りとさわやかな後味が特徴です。

マヌカハニーとは

マヌカハニーは、主にユージーランドに自生しているフトモモ科の「マヌカ」という木に咲く花の蜜から作られたはちみつのことです。ニージーランドの先住民族であるマオリ族は、この木の花の蜜や葉、樹液などのあらゆる部分に薬効があることを知っており、この木を「復活の木」という意味の「マヌカ」と呼びました。マヌカハニーは優れた殺菌作用によりピロリ菌やサルモネラ菌などの増殖を抑え、感染症の予防に高い効果があるといわれています。一般的なはちみつには含まれていないメチルグリオキサールという殺菌成分が含まれており、通常のはちみつの2倍の殺菌力があるともいわれます。このメチルグリオキサールは蜜が集められた後、巣の中で貯蔵している間に徐々に増えていく成分であるといわれています。メチルグリオキサールは強い殺菌効果をもちますが、腸内では悪玉菌だけ殺して善玉菌には影響を与えないため、腸内環境を整える働きも期待できます。

はちみつに含まれる栄養

同じ大さじ1杯あたりでは砂糖の約2倍のカロリーがありますが、砂糖には含まれないビタミンB群や鉄、亜鉛などのミネラルが含まれています。その含有量は蜜源となる花によっても異なります。

体内の鉄の約70%は赤血球中のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンに存在します。その他は肝臓や骨髄に貯蔵鉄として貯えられています。鉄が不足すると正常な赤血球の数が減少し、酸素や栄養が全身に供給できない状態となります。これを鉄欠乏性貧血といい、疲労感、めまい、息切れ、食欲不振、集中力の低下などの症状を引きおこします。

亜鉛

亜鉛はさまざまな酵素の構成要素となり、生体内の反応にかかわっています。アミノ酸からのタンパク質合成、DNAの合成に必要であるので、胎児や乳幼児の発育や生命の維持に欠かせないミネラルです。

薬膳の効果

食欲不振や疲れやすいときに適した食材です。肺を潤して咳、痰、皮膚の乾燥に効果的です。他にも胃痛や便秘の改善にもよいといわれます。

はちみつのおすすめレシピ

はちみつは直射日光を避け、常温で保存しましょう。温度が低すぎる場所や冷蔵庫で保存すると結晶することがあります。結晶したはちみつは45~60℃くらいのお湯で湯煎して、ゆっくりと混ぜながら温めると元に戻ります。結晶したままで食べても、ジャリジャリとした食感でおいしく食べられます。
天然のはちみつにはボツリヌス菌が混入している可能性があるため、1987年当時の厚生省より、はちみつは消化機能が未発達な1歳未満の乳児には与えないよう通達が出ています。子どもに与える際には注意しましょう。

【フレンチトースト】

フレンチトースト

【材料】(1人分)
・パン           4枚切り食パン1枚
・卵            1個
・牛乳           100ml
・砂糖           大さじ1
・バニラオイル(あれば)  数滴
・オリーブオイル      小さじ1
・はちみつ         適量

【作り方】
1.パンは食べやすい大きさに切っておきます。
2.ボールに卵を割り入れ、卵白を切るようによく溶きほぐします。
3.卵に牛乳と砂糖を加えてよく混ぜます。あればバニラオイルを数滴加えます。
4.バットなど平たい容器にパンを並べて、3.の卵液をかけます。

作り方4

5.パンの上下を返してまんべんなく卵液に浸かるようにし、しばらく置いておきます。
6.パンが卵液をしっかりと吸ってから焼きます。フライパンにオリーブオイルを入れて火をつけます。

作り方6

7.フライパンが温まったら、パンを並べて焼きます。火加減を調節して、焼き色がついたら裏返します。

作り方7

8.裏返したらふたをして火を弱めます。パンがふくらんできて、両面に焼き色がつけばできあがりです。
9.お皿に盛り付け、食べるときにはちみつをかけましょう。

※ パンは、食パン、フランスパン、レーズンパンなど、お好みのパンで大丈夫です。
※ お好みではちみつと一緒に、バターをのせてもおいしくなります。

はちみつレシピのまとめ

はちみつは蜂が花の蜜を集め、巣で貯蔵しているものを採取したものです。はちみつの味や香りは蜜源となる花によって異なります。いろいろな種類のはちみつを試して楽しみましょう。

株式会社シルバーライフの【まごころケア食】では、管理栄養士が考えたバランスの良いお食事をご提供しております。健康な毎日のためにぜひお役立てください。

おてがる制限食「まごころケア食」

この記事の提供元:シルバーライフ

記事一覧へ戻る