胃腸の調子を整えるかぶの効能とおすすめレシピ

胃腸の調子を整えるかぶの効能とおすすめレシピ

日本でも古くから伝わる”かぶ”。

一月七日に無病息災を願い頂く、七草粥の七草のひとつでもあります。

そんなかぶは、健康な身体をつくるための栄養素がたっぷり含まれています。

生活習慣病予防や、感染症の予防、更には胃の不調を改善してくれたりと、嬉しい効能がたっぷり。

今回は歴史深いかぶについて詳しく解説していきたいと思います。

〜かぶとは〜

かぶは根菜野菜の一種です。

呼び名も各地で様々で、”カブラ”、”カブナ”、”カブラナ”、”スズナ”などがあります。

七草のひとつで、健康を願い古くから一月七日に七草粥として頂く文化が今現在でも受け継がれています。

かぶは古くから存在し、紀元前からヨーロッパで栽培されていたと言われています。

日本には弥生時代に中国や朝鮮半島から伝えられたそうです。

現在日本では千葉県で多く栽培されており、次いで埼玉県、青森県で生産されています。

かぶの種類

かぶは意外にも80種類もの品種があるそうです。

岐阜県の関ヶ原を境に、東日本、西日本で系統の違うかぶが栽培されています。

東日本は赤かぶ、西日本は白かぶ。

赤かぶは朝鮮半島を経て伝わってきたヨーロッパかぶで、白かぶは中国から伝わったアジアかぶです。

東日本、西日本で伝えられた国が異なるため品種も異なっています。

代表的な品種を挙げてみます。

・小かぶ

朝鮮半島から東日本に伝わった寒さに強いかぶです。

真っ白な果肉と甘みのある味です。

“金町小かぶ(かなまちこかぶ)”が日本で一番栽培されている品種です。

・赤かぶ

外皮は紫紅色で、中は白色。

やや硬く、漬物や酢漬けに利用されています。

“飛騨紅かぶ”や”津田紅かぶ”が代表的です。

・聖護院かぶ(しょうごいんかぶ)

日本最大種といわれており、大きいものは重さ5kgにも及ぶのだとか。

千枚漬けに使われることが多いです。

・天王寺かぶ(てんのうじかぶ)

西日本に多くみられる品種です。

かぶの仲間

かぶを品種改良し作られた野菜。

・白菜

・青梗菜(ちんげんさい)

・小松菜

・ツケナ

・野沢菜

かぶの旬

かぶは冬の代表的な根菜とされていますが、実は旬は年を通して2回あります。

・春(四月・五月)

この季節に収穫されるかぶは、皮まで柔らかいのが特徴です。

・秋冬(十一月・十二月)

肉質がしっかりしていて、煮込み料理に向いています。

〜かぶの栄養素〜

かぶは根も葉も食べれます。

根と葉では栄養素が異なるため、両方摂取することで様々な栄養素を摂ることができます。

根に含まれる主な栄養素

・ビタミンC

美肌づくりや免疫力向上に役立つビタミン。

・カリウム

体内の塩分を外に排泄し、浮腫み予防や高血圧予防に役立ちます。

・食物繊維

腸内環境を整えてくれます。

美肌づくりや便秘・下痢解消などにも効果があります。

・アミラーゼ

でんぷん(糖質)を糖に分解してくれる酵素。

葉に含まれる主な栄養素

・ビタミンB2

特に脂質の代謝を助けてくれるビタミン。

皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生に役立ちます。

発育中に不可欠なビタミンと言われています。

・ビタミンC

・葉酸

別名”造血のビタミン”と呼ばれています。

妊婦さんや乳幼児期、成長期の子どもに必要不可欠な栄養素です。

・β-カロテン

体内でビタミンAに変換されます。

抗酸化作用が強く、老化防止や病気や肌のトラブルを予防することができると言われています。

・カルシウム

・鉄

・食物繊維

〜かぶの効能〜

●胃腸を健康に保つ

かぶの根に含まれるアミラーゼは、胃腸の消化を助け、胃もたれや胸焼けを予防する効果があると言われています。

また、かぶ独特の辛味成分である”イソチオシアネート”には胃液の分泌を促し、胃の健康を保ってくれます。

●生活習慣病予防

根と葉に含まれるビタミンCと葉に含まれるβ-カロテンが、血中の悪玉コレステロールが酸化するのを防いでくれます。

そのため、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病予防に効果があると言われています。

●感染症予防

ビタミンCは、体外から侵入してきた細菌やウイルスを撃退してくれます。

また、β-カロテンは粘膜を強くしてくれるので免疫力を高めてくれます。

〜かぶの選び方〜

葉が生き生きとして、鮮やかな緑色のものを選ぶようにします。

しなびているものは、収穫から時間が経っているため避けるようにしましょう。

根は真っ白、赤かぶの場合は鮮やかな紅色、しっかり艶のあるものが良いです。

持った時にずっしりと重みがある方が水分がしっかり詰まっているので美味しく感じられます。

〜かぶの保存方法〜

根と葉は切り離し、それぞれ乾燥しないよう密閉して冷蔵保存します。

根は1週間、葉は1〜2日で食べ切るようにしましょう。

〜かぶを使ったおすすめレシピ〜

かぶのとろとろミルクスープ

かぶのとろとろミルクスープ

かぶをすりおろし、牛乳と合わせたとてもまろやかな優しいスープです。

すりおろしたかぶはとろとろしていて口当たりも優しい。

普段の食事にはもちろん、風邪予防に、お腹の調子が悪い時、体調が優れない時にもおすすめです。

材料(6人分)
かぶ…3株
油…小さじ2
水…300ml
顆粒コンソメ…4.5g
牛乳…200ml

作り方

①かぶは、葉っぱと根に分ける。

作り方①

葉っぱは5mm幅に切り、根は5mm幅の銀杏切りにする。

②鍋に葉っぱと油を入れ、強火で炒めてしんなりしたら取り出す。

作り方②

③同じ鍋に水、かぶの身を入れ中火にかける。

作り方③

④グツグツしてきたら、コンソメを加え火を止める。

⑤④をミキサーやブレンダーで撹拌する。

作り方⑤

⑥鍋に戻し、②と牛乳を加え弱火で煮詰める。

作り方⑥

⑦お好みで塩胡椒で味付けする

【レシピのポイント・コツ】
葉っぱを先に炒めておくことで、シャキシャキ感を楽しめます。
あっさりとした味わいなので、お好みで塩胡椒で味付けしてお召し上がり下さい。

〜最後に〜

親しみあるかぶについて解説しましたがいかがだったでしょうか?

紀元前から現在に受け継がれていると知るとなんだか歴史深く、より有り難みを感じながら頂けますよね。

健康にもお腹の不調にも役立つかぶは積極的に普段の食事にも取り入れていきたいところです。

ですがなかなかレシピが思い浮かばなかったり、忙しくて切ったりするのが面倒という時もありますよね。

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この記事の作成者:藤本あゆみ(IBS料理研究家・ライター)
この記事の提供元:シルバーライフ

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